中学受験では読書できる子がいい!

とも言われることが多いですよね。

(なお娘の通う塾の先生は

否定もしないけど

読書するから国語の問題が

出きるとは限らないと警鐘しています)

読書好きなお子さん、羨ましいですよね


娘は読書はどちらかというと苦手でした。

読んでも銭天堂とかライトなものだけ。

このままではまずいと思い、

3年か4年の時

齋藤先生のコチラ

 

 


を読んでもらいました。
(図書館から借りてきました)

読書苦手な子供でも読める位
あっさりしています。
そういう配慮、さすが齋藤先生ですよね。

ここで

本は何冊か同時に読んでいい
(一冊に集中しなくてもいい)

というルールが彼女に加わりました

(活字中毒の学童期
新聞コラムから週刊雑誌連載まで
チェックしてた私とはちょっと違う。
受験期は本、なかなか好きなもの
買ってもらえないし図書館行く暇ないしで
家にある親が買った雑誌も新聞も
読むしかなかったショボーン
新宿赤マントと東海林さだおさんの『あれもくいたいこれもくいたい』チェックしてましたね。渋い。なんで好きだったか謎w)

こうすると読みやすそうな本と
チャレンジかな?という本を両方手にして
得意な方から読み切れます。
これで角川つばさ文庫片手に
岩波少年文庫を読めるようになりました
(レベル低くて、すみません)

どんどん色々借りてみて、
読めなかったら返す。を繰り返しています。
それについては
残念に思うこともありましたが、
自分に合った本を探そうとしているんだ、
と思うことにして
なるべく注意しないことにしています
(実は1かい注意しました知らんぷり)

読み聞かせ足りてないのかとも思い、
読みたがったけど
とっつきにくかった本に
ついては音読してあげています。

(家ではハードカバーで購入してます。)

序章が難しかったみたいです。
内容を理解してから
最初を読み返すとエンデさんの
物語作りの美しさが伺えます。
モモと知り合えたな、という位からは
一人で読んで最後まで読んでました。


たまに

こんな言葉を音読・・・!という
目にもあってます。トホホ。



飛ぶ教室
塾の課題文に出てきて、
全文読みたがったので図書館で
借り、気に入って更に購入。

ふたりのロッテは読めたのですが
飛ぶ教室、序盤は
書き手(=ケストナーさんでしょう)の
独白なんですね。大人の書き手に
いまいち踏み出せない娘に読んでやりました。
でもこれは親御さんこそ読んで欲しいです。
胸にぐさぐさ刺さりましたハート
序章だけでも是非どうぞ。
本編は気に入って一人で読んでました。

ロッテは少女のやり合いwから始まるので
同じケストナーでも
あまりの主人公たちの破天荒ぶりと魅力に
すぐにひきこまれます。
昔アニメありましたよね。

 

 

 私はチャラい絵とチャラい訳苦手ですがお子さんによっては、好きかも?

意外とイラスト重要な小学生w


 


なお音読しても一向に読めなかったのは
挿し絵のない単行本の

鹿の王(上)

 

 重いしね。

しかし再チャレンジしたいらしく
アニメ原画風挿し絵つき
文庫版を買おうか迷っていました。
文庫のほうが読みやすいと思います。


 

私自身も、
上橋菜穂子さんはあんまり読んでないのですが
なぜか小野不由美さんの
十二国記思い出しちゃうのですが
にわかファンな私だけですか?
何だろう、
異世界&登場人物の気高さかな・・・?

十二国記も最初のほうしか読んでないのですが
今更読もうかしら・・・。


これも読み聞かせして挫折しました。
これは読み聞かせによる
理解には向かない。何故なら

1.
蛹化などの専門用語は視認の方が
意味を理解出来るから
(最もこの能力は娘にあるかは怪しい)

2.
グラフの読み取りからの考察が多く
音で読んでも伝わらないから

読み聞かせするならパワーポイント化
必要に思った
(もはや音読じゃないぞそれ真顔)

なお上記の本は全て娘が興味を持って
購入ないし借りたものです。

とはいえ。モモは、少し薦めました。
私も好きだったので。
海外作家しかも名作系は決して
入試には出ないので
入試対策という意味合いでは不必要という
実利主義の方もいらっしゃるかもしれません。
一方で、国内外問わず名作は
近年の作家さん自身それを読んで
育っていらっしゃる可能性もあり
考え自体が
作家さんの根底に流れているかもしれない、
という考え方もできます。

風化しない名作は
読むと面白いという以外に、
オマージュも山とうまれています。
結局この展開王道~か
そこへ行かない意外性への論理とか。
私も予想して読んで予想通りに行かない
伏線を拾い上げて読むのが好きですね。


読書の出発点が「本、苦手」だと
日本文学や海外児童文学も
訳文が少し古くさいものは
読みづらいお子さんも
いらっしゃるでしょうので、
とりあえず、何か読んで、
という方はサピックスや
学校の課題図書のどれか、はまだ
読みやすいかなと思います。
展開も、そんな難しくないことが多いし、
社会テーマが主体になる時もあり
知りたくなって色々副情報も入りますから。

娘は「天のシーソー」を
漸く読み終え、
(途中「十年屋」「おちゃめなふたご」
に寄り道)
今は途中だった「はてしない物語」を
読みおえたそうですが、上巻に戻るそうです。
長すぎて好きなシーン振り返ろうとすると
繰り返し読んでしまってるエンデさん
あるあるですw
映画の曲が好きなんだけど、
物を減らしたい我が家、
DVD買うのに抵抗が。。