皆様、こんにちは。
中村です。

さて今回は、胚の発生(パート2)です。



2日目もしくは3日目の分割胚を過ぎると桑実胚を経て、早ければ4日目の夕方くらいには
胚盤胞に到達します。



早ければ早いほど成長が良いと思われがちですが、そうとも限りません。
5日目胚盤胞と6日目胚盤胞でも、サイズの大きい6日目胚盤胞の方が良いこともあります。



当院の胚盤胞は、内細胞塊(ICM:inner cell mass)と、栄養外胚葉(TE:trophectoderm)の2項目を評価しています。



内細胞塊…胎児になる部分
栄養外胚葉…胎盤になる部分



A~Cの3段階で評価させていただいておりますが、あくまで『見た目』の評価です。
『胚の質』を評価しているわけではありませんので、ご注意してください。




当院で移植する胚のステージは2種類あります。
① 分割胚
② 胚盤胞




分割胚と胚盤胞の違いですが、分割胚に比べて胚盤胞の方が、妊娠率が高い傾向にあります。



胚盤胞が良いのかと言われると、胚盤胞まで成長する確率は『100%』ではありませんので、移植できなくなる場合もあります。

ですので、分割胚で移植するか胚盤胞で移植するかは患者様に合わせて相談させて頂いております。



また移植前には培養士から説明がありますので、気になる点は質問してみてください。







培養室
中村



六本木レディースクリニック
☎0120-853-999

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