庭作り、外構工事で思うこと+地元の業者とのつきあい方 | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

 庭作りや外構工事と言われるもので、私が最初に仕事をお願いしたのはデッキ工事である。

 

 家が完成したのが10月31日、すぐにはデッキを使うこともなかろうということで、翌年4月完成予定で

工務店に見積もりを頼むと、70万円(!)だという。間口10メートル、奥行3メートルのやや大きいサイズかつウエスタンレッドシダーを条件としたとはいえ、高い。

 
 たまたま通りすがりに見つけた「むらはま工房」というログハウス施工販売の小さな店でミニログハウスを見学していると、社長がログハウス建築の暇を見つけてデッキを作ってくれるという。価格も30万円程度だと言うではないか。
 さっそくお世話になり、あっという間にデッキは完成した。見事な出来栄えである。
 ついでに前々から気になっていた壁に取り付けられたドアホンモニターと床暖房スイッチを目立たなくするための飾り棚を頼むと、これも1万円(材料費込み!)で引き受けてくれた。
 
棚でなんとなくモニターやスイッチ(3個)を目立たなくしている)
 
 このモニター類は、「この壁にまとめて取り付けていいすか?」、「あ~、いいよ」という工務店との他愛ないやりとりの結果、南に向いた一番大きな壁のド真ん中に取り付けられたものだ。
 以前も書いたが、工務店と施主のイメージは決して重ならない。これから家を建てる方は、くれぐれもご注意ください。「神は細部に宿る」のだから(前回記事は →  ここ)。
 
 次の業者は造園屋である。「むらはま工房」に紹介していただいた。
 大振りのエゴノキ、ジュンベリー、ハナミズキを植えてもらい、ついでに整地をしてもらった。
 仕事は迅速丁寧で満足のいくものであったが、東京でよく見るハナミズキは大泉ではなんとなくパッとしない(もちろん業者のせいではない)。広い場所ではせせこましく見えるのだ。特に一本立ちだと余計にそう見える。
 東京でのイメージ、思い込みは捨てて、近隣の家の様子をよく観察することが重要である。家も経営も「現地現物主義」がベストである。
 
 最大の鬼門は玄関アプローチであった。
 工務店には砂利をひいてもらっただけなので、雨のたびに玄関周りがぬかるむ。
 たまたま大泉で知り合いになった方が「土間コンクリートを出入りの業者に10万円でやらせる」とおっしゃるので、ありがたくお願いしたところ見積もりは30万円であった。
 まあ相場だろうということで、梅雨入り前に完成していただくようお願いしたのだが、梅雨に入っても一向に工事は始まらない。
 しびれを切らして知人をせっつき、ようやく工事の日取りが決まったのだが、約束の日にわざわざ東京から来てみると、業者はやって来るなり「今日はできないよ~ 役所の仕事終わんなかったから」とヌカすではないか。
 知人の手前怒りを抑えていつになるか聞くと、盆休み前はタテ込んでいるので、まあ休み明けだね、と
いう。じゃあ盆休みに入る前に日程調整しましょう、とその日は別れた。
 
 夏休みになって久しぶりに大泉に来て驚いた。おそらく手がすいた時にやったのだろう、玄関前に深さ1メートルほどの穴が掘ってあり(大泉の凍結深度は60センチなので、これ自体は正しい施工だ)、そこに雨水がたまって幼稚園のプールのような状態になっている。
 ブチ切れた私が知人に文句を言うと、その夜知人から連絡があった。業者は工事から降りる、穴は無料で埋めると言ってます、とのこと。
 以来私はこの知人とは会っていない。
 
 困った私が「むらはま工房」に相談すると、これまた知り合いの業者を紹介してくれた。業者いわく、
今は仕事がタテ込んでいるので(アベノミクスの恩恵か皆タテ込んでいるのだ)、年内めどで工事をする。
とりあえず生活に支障のある穴はすぐ埋めておく、という。
 土間コンクリートでケチがついた私はアプローチ部分にコンクリート枕木を並べるようお願いした。見積もりはしめて約50万円である(泣)。コンクリート枕木はベラボウに高いのだ。
 
 結局工事は延び延びとなり、完成は今年(2017年)の春となった。大泉では年内を外すとお彼岸頃まで工事ができないのである。
 
(出来上がった玄関アプローチとカーポート)
 
 できあがりに関して私は2つ悔いがある。
 
・ 私はエクセルで概念図を作り「こんな感じで枕木を並べて。詳細は専門家のセンスにお任せ」とメール
 した。
  ところが出来上がりは概念図と寸分違わず、枕木は妙に直線的に並んでいるではないか。業者は施
 主がこう、と言ったらこう、「センス」などと言われてもあとで「違うだろ~」と言われかねず、はた迷惑な
 のである。
 
・ コンクリート枕木は東洋工業の RAIL SLEEPER PAVE がよい、というので私はさっそく「オールド」と「ビター」、2本の現物をとりよせた。どちらも本物と見紛うばかりである。  
 
(どっちがどっちだか、もはや分からない)
 
 どっちにするか迷っていると新たに「リッチ」という商品が出た。そりゃ、時代はリッチでしょう、と現物を
確認せずに注文したのが大間違い、リッチだけテイストが違うのである。 
 
(木材にペンキをべっとり塗ったような感じ)
 
 以上外周りの反省点であるが、地元の業者4社と付き合って感じた点を以下ご紹介したい.
 
・ 業者にとっては安定した仕事がもらえる役所と工務店が神様。チマチマした個人の仕事は片手間で、 
 しかも後回しになる。それがイヤならマージンを取られても工務店を通すのがよい。
 
・ 田舎と都会ではクロックが違う。見積もりよこせ、とせっつくと見積もり。工事の日を決めろ、とせっつく
 と日取り。大口優先というだけでなく万事マイペースだ。相手のペースに合わせるとすぐ1年位経ってし
 まう。マメにせっつくこと。
 
・ 業者はデザイナーでも職人でもない。図面通りに施工するプロだ。細かいところは現地立ち合いで
 クチをはさむのがベスト。
  無理なら図面だが、エクセルでこさえてはダメ。微妙なアールとかが表現できない。手書き図面を
 PDFで。
 
 以上これから工事をされる方の参考になれば幸いです。
 
(大変だったんだね~ ヨシ、ヨシ)