りんちゃんは、にゃんともナイト-守る





ガタガタガタ。。。

先日、朝方に地震があった。

さすがの私も目が覚め目身を起こした。

タタタタタ。。。

そばで寝ていたりんちゃんが逃げる。

りんちゃんの尾っぽのうらは白。

その白い毛と肛門を見せながら、りんちゃんは逃げた。

日頃、りんちゃんを守れるのは私、私だけ、

たとえこの身がどうなろうとも、

なにかあった時は、りんちゃんを守る、

そう思ってきたのに、

こんなに実現不可能だったとは知らなかった得意げ

起き抜けの私は、ぼーっと、ベットのうえでかたまっているだけである。

はぁ。

己の非力さにうちひしがれたガックリ

と、また揺れた。2回目である。

学習能力、私には、学習能力があるんだ!(と、思いたい!!

さっ、とベットを離れ、私は、愛すべきりんちゃんの身を守るため、、、

はっ。

その時、目にはいった。

エコ・ポイントが半額になるというので、


平成23年7月購入予定を急遽繰り上げ、カードで買った

「地デジテレビ32インチ」が。

やっとこさのっかる狭いスペースにじゃじゃん、とのってる薄型テレビテレビ

落ちたら大変!

私は必死でテレビを押さえた。

と、地震もおさまった。ふぅ。

気がつくと、りんちゃんがもどって来て、不安気に私をみつめている。

「あ、りんちゃん。だいじょうぶ?」

言いながら、自身の言葉に意味がないことを

感じずにはいられなかった。

りんちゃんは、身動きひとつせず私をみつめ続けている。

~だいじょうぶ?、ってそれ、私のセリフだけど。

心配だからもどって来てみたんだよ~

りんちゃんの、声なき声が聞こえたにゃー

情けない。

私には、りんちゃんを守れないのか。

ぐープンプン

いや、とりあえず、お水とごはんと、トイレのお掃除。

りんちゃんのライフラインは、私がやります!守ります!!!