blogをフォローしている方
記事で拝見致しました。

特に関東近辺の方々に、
気にかけて頂きたい情報です。

宜しくお願い致します。



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故郷に帰省し母の姿を見て。。

『母の時間はあの時から…
                           ずっと止まったまま。。』

そう、感じました。。

21年前にマコトが突然亡くなり。。

荼毘に付される時に、

『マコト…マコトーッ!』

泣き崩れる母の横で、
私はただ母の肩を支えるしかなくて。。

私はあの時…
泣けませんでした。。


私まで泣いてしまっては、
駄目だと自分に言い聞かせていました。。


『楓』covered by Uru

忘れはしないよ。。
時が流れても...♪*゚
さようなら。。君の声を
抱いて歩いて行く...♪*゚


故郷に着くと。。

私の足はやはり自然と、
母の住む古いアパートに向かいました🩰

小さな六畳間には私達が
使ったままの机や棚が置いてあり、

『青い腹巻をしているのがマコト 』

そこにマコトの写真や持ち物が置かれ。。
母はその前に座り込んでいました。。

『(私の本名) !』

ヨロヨロと立ち上がり、
私に抱きつく母。。

すっかり痩せて小さくなりました。。


5年前に母と会った時は、
幼い頃の怒りや負の感情が溢れて…

3時間しか共に過ごせなかった私でした。。

『あれから私は変わってこられた*°かな…』

そして母と向き合います。。

『この他にすぐ食べられるものを買って、母へ』

買ってきた食べ物を渡して、
しばらく話をしました。

マコトの事。

父の事。

そして子供の頃に虐待を受けた…
あの頃の話を。。

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ぽつりぽつりと話してから、
私は一人で出掛けようとしましたが、

母も出掛けたいという事で一緒に🩰👞

9歳から10歳の間。。
虐待を受けた『あの場所』

に向かいました。。

母はアルコール性認知症だと思われます。

特に感情の起伏が激しくて、

最近は歩くことが困難です。


ただ幸いなのが、

記憶に関しては比較的保てていること。。


だから今『あの場所』に行き、
母から何故あんなことになったのか。。?

聞いてみたかったのです。

そして。。

私自身『あの場所』に向き合って、
『決別』しようと考えていました。。

あの場所に…着いて。』

そこはコンビニになっていました。


母は以前、

忘れたと話していましたが、
忘れてはいなかったようです。。

内縁相手は最初から…
金銭を得る目的で母に近づいたようでした。

そして私達連れ子に、
一切の愛情は無く…

ただ邪魔だったようです。。

でも、

私にとっては、

『それで良かったのです。。』

あの内縁相手を少しも
好きになれずにいたから。。

(あんなに…酷いことをされたのだから。。)

少しでも愛情を感じていたならば、
私はもっと苦しんでいたのかも知れません。。

ふと『あの場所』から、
川の方へ目を遣(や)ると*°

幼い頃にいつも見ていた景色が、
そこにありました。。

『新井田川』

小学校で先生に怒られて…
悲しかった時。。

内縁相手や母に叩かれて痛かった時。。

祖父母に会えない寂しさに
堪えきれずに川を渡ろうとした時。。

もう消えてしまいたかった時。。

私はこの道をすり抜けて、
いつも*°川に向かっていました。 


『決別』

しっかりと私はこの場所に立ち。。

過去の事を過去にして、

前を向くために私はこの場所に。。


(さようなら…)


(ありがとう*°)


心でそう呟いて。。


『決別』しました。。



それから母と街中(まちなか)のホテルに
泊まったのですが。。

前のような苦しさや怒りはなく、
心が少しだけ軽くなったのを。。

覚えています*°

母に対しては。。

もう怒りの感情はありません。。

こんなに弱り…やせ細った母を、

これ以上。。

責めることは出来ません。。


これから過去を
振り返る事はあっても、

私は。。

過去に囚われる事はもう。。

無いでしょう*°



『回顧録のその先へ*°』歩きます🩰



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ありがとうございました🍀