冬至の意味など検索して見ました。
冬至の意味
そもそも冬至とは何なのか。
簡単に言うと「春夏秋冬」のように“季節”を表すものの一つです。
1年を4つに分割したのが四季ですが、冬至はさらに細かく1年を24分割した「二十四節気」の一つを指します。
二十四節気の例:夏至、冬至、春分、秋分、立春、立夏、立秋、立冬など
ここで1年を24分割というと365日を24で割るようなことを想像するかもしれませんが、そうではありません。
地球が太陽の周りを一周する360°を24分割します。 つまり、“地球が太陽の位置関係”により二十四節気の日にちを定めているのです。
さらに詳しく見ていきましょう。
太陽と地球の位置関係と二十四節気の割り当て
地球は1日周期で地軸で1回転し(自転)、1年周期で太陽の周りを1回転します(公転)。
つまり、公転により太陽との位置関係が変わります。
この変動を分かりやすく説明するために地球を一点に固定すると、太陽は下のように地球の周りを回っていると考えることができます。

地球を固定した時、太陽が通る見かけ上の通り道を“黄道”と言います。
太陽は横道上を1年で1周(360°)しますが、この横道360°を24等分した点をそれぞれ二十四節気を定めているのです。
そして定めた点を太陽が通る日が二十四節気のそれぞれの日にちになります。
360°を24等分なので太陽が15度進む毎に(約15日経過の度)、新しい24節気の季節がやってきます。
つまり、日本において2019年の冬至が『12月22日』になるのは、太陽が冬至の点を通るのが日本時間で12月22日になるからなのです。
年によって冬至の点を太陽が通る時間は異なるため、日にちは若干前後します。
この二十四節気の便利なところは、年によってそれぞれの日照時間や気温などの特色が変化しないということです。
例えば、春分、秋分は昼夜の時間がほぼ変わらず、夏至は1年の中で日照時間が最も長く、冬至は日照時間が最も短くなるのです。
冬至は日照時間が最も短い

冬至の日の太陽の光の当たり方は上手のようになります。
地軸が傾いているため、この状態で1回転すると太陽光が当たる時間は南半球で長くなり、北半球で短くなるのが分かるかと思います。
これは緯度が高くなるほど顕著になり、南極付近では一日中太陽は沈まず(白夜)、北極付近では一日中太陽は昇りません(極夜)。
太陽と地球の位置関係により最もこの性質が見られる日が冬至なのです。
このように日照時間は地球と太陽の位置関係によって変化しますが、二十四節気は地球と太陽の位置関係により定まっているため年によってこの性質は変化しないのです。
ちなみに冬至の日の日照時間は過去の年のデータを参照すると以下のようになっています。
北海道:9時間(7時~16時)
東京:9時間45分(6時45分~16時30分)
沖縄:10時間30分(7時30分~18時)
高緯度ほど日照時間が短くなっているのが確認できます。
以上でした。
冬至の意味
そもそも冬至とは何なのか。
簡単に言うと「春夏秋冬」のように“季節”を表すものの一つです。
1年を4つに分割したのが四季ですが、冬至はさらに細かく1年を24分割した「二十四節気」の一つを指します。
二十四節気の例:夏至、冬至、春分、秋分、立春、立夏、立秋、立冬など
ここで1年を24分割というと365日を24で割るようなことを想像するかもしれませんが、そうではありません。
地球が太陽の周りを一周する360°を24分割します。 つまり、“地球が太陽の位置関係”により二十四節気の日にちを定めているのです。
さらに詳しく見ていきましょう。
太陽と地球の位置関係と二十四節気の割り当て
地球は1日周期で地軸で1回転し(自転)、1年周期で太陽の周りを1回転します(公転)。
つまり、公転により太陽との位置関係が変わります。
この変動を分かりやすく説明するために地球を一点に固定すると、太陽は下のように地球の周りを回っていると考えることができます。

地球を固定した時、太陽が通る見かけ上の通り道を“黄道”と言います。
太陽は横道上を1年で1周(360°)しますが、この横道360°を24等分した点をそれぞれ二十四節気を定めているのです。
そして定めた点を太陽が通る日が二十四節気のそれぞれの日にちになります。
360°を24等分なので太陽が15度進む毎に(約15日経過の度)、新しい24節気の季節がやってきます。
つまり、日本において2019年の冬至が『12月22日』になるのは、太陽が冬至の点を通るのが日本時間で12月22日になるからなのです。
年によって冬至の点を太陽が通る時間は異なるため、日にちは若干前後します。
この二十四節気の便利なところは、年によってそれぞれの日照時間や気温などの特色が変化しないということです。
例えば、春分、秋分は昼夜の時間がほぼ変わらず、夏至は1年の中で日照時間が最も長く、冬至は日照時間が最も短くなるのです。
冬至は日照時間が最も短い

冬至の日の太陽の光の当たり方は上手のようになります。
地軸が傾いているため、この状態で1回転すると太陽光が当たる時間は南半球で長くなり、北半球で短くなるのが分かるかと思います。
これは緯度が高くなるほど顕著になり、南極付近では一日中太陽は沈まず(白夜)、北極付近では一日中太陽は昇りません(極夜)。
太陽と地球の位置関係により最もこの性質が見られる日が冬至なのです。
このように日照時間は地球と太陽の位置関係によって変化しますが、二十四節気は地球と太陽の位置関係により定まっているため年によってこの性質は変化しないのです。
ちなみに冬至の日の日照時間は過去の年のデータを参照すると以下のようになっています。
北海道:9時間(7時~16時)
東京:9時間45分(6時45分~16時30分)
沖縄:10時間30分(7時30分~18時)
高緯度ほど日照時間が短くなっているのが確認できます。
以上でした。