この頃、昭和レトロな生活してまして、なんだかスッキリしてるんで、なんだろう?っていろいろ我が身を分析しております。

師走の寒い朝に、たくさん重ね着して略行衣で勤行してました。

すると家の電話が鳴りました。

因縁切りのご祈祷だと、中座はしませんが、まだ前作法だったので中座して、電話に出ました。

先の土曜日に来られたお客さんから、経過報告を受けました。

お客さんは、職場であらぬ濡れ衣をかけられ、あることないことを自分のせいにされて、店長さんから注意を受け、しかも虚偽の密告されたそうです。
それで、悔しいやら情けないやらで、何とか真実を明らかにして、自分の立場を回復出来ないかと、相談に来られました。

そこで、熊野三所十二社大権現のお力で十二枚塔婆を立て、怨敵退散と因縁返しの作法をご祈祷しました。

三日もすれば、少しは現状回復できると伝えて、帰られました。

お客さんは、吊し上げみたいな立場にされたのに、濡れ衣も晴れ
現状回復したと、喜んで電話して来てくださいました。
私も嬉しい報告を受け嬉しい限りです。


話は炎のことです。
火鉢の炭火を見てると、ホンワカ暖かくて、なんだか癒されます。
お護摩を焚くと、メラメラ燃え上がる炎でスッキリ浄化されます。
線香護摩の優しい炎も、ご祈祷あとが部屋の中とか、我が身も軽くなる気がします。

なんでだろう???

検索してみると、ローソクの炎のゆらぎとか、薪ストーブの完全燃焼状態のオーロラみたいな炎は、f分1のゆらぎだそうです。
凄くリラックスするらしい。
そして、マイナスイオンを発生させているそうです。
へーーーー?そうなんだ。
我ら修験者がお滝行するのも、お山のマイナスイオン、お滝のマイナスイオンとグランドアースで、プラスイオンを退けるのです。
炎のゆらぎと、マイナスイオンで
プラスイオン(霊障とか障り )を退けるのです。

まして、ご祈祷のお経を唱え、真言を唱え、陀羅尼を唱えて加持させて頂くのだから、爽快になるはずだ。
(あくまで、私個人の感想です )
ってなことを妄想しながら、今夜も火鉢に炭火をおこして、くつろいでおります。合掌