イリノテカンに治療薬を変えて2回目。
白血球の数値は許容範囲内。薬の量を前回の(最大投与量の)6割から8割に増やすことになった。
下痢よりは吐き気や不快感が増すとのこと。
投薬後少しフラフラしたので、昼食は一旦我慢して家に帰ってから食べることにした。
往路と違い復路は坐れたが、それでも以前より吐き気が襲うのが早い。気持ち悪い。
帰り着いて、遅い昼食を済ませた。まだ吐き気だけで済んでいるから、食べ始めたら食べられる。ありがたいことだ。
天気が良かったので、病院から駅まで15分程度歩く。普段の散歩よりきついのはリュックサックをからっているからだろうか。
帰宅後リュックサックの重さを測ったら、3.7kg。
小学1年生のランドセルまで含めた荷物の重さが約5kgだそうだから弱音は吐いていられないな。
もっとも、しびれを感じている右足が、何かの拍子で蹴躓きやすいから影響自体は否めないが。
次の記事をネットで読んだので、ドクターに聞いてみた。
解釈は難しいとのことだった。マクロ的にはそう言えても、実際は個々の状況を判断するしかないと。
自分の場合、潰瘍性大腸炎経由の回腸ガン、いわゆる希少ガンだからデータがない。とりあえず、大腸ガンのデータを参考にしている。
ステージ4大腸がんの新たな標準治療を検証切除不能転移を有するステージ4大腸がんに対して原発巣切除を先行しても生存改善は認められず
自分が興味を持ったのは、切る切らないではなく、
「どちらの治療法を受けた患者さんも生存期間中央値は約26カ月から27カ月」の部分である。
再発がわかってからちょうど二年。中央値までは何とか生き延びた。
【大腸癌ステージ4の平均余命(生存率)は?】完治する確率は?
データが「2000年~2004年登録症例」と古いがそれでも、ステージ4の5年生存率14.8%~19.9%が、「2000年~2007年登録症例」で33.4%に上がっている。
数値そのものよりも、生存率が上がったという事実が希望を与えてくれる。
抗がん剤の性能や治療法が向上しているからだろう。
自分は科学の恩恵を受けているなといつも思う。
今度は、次男が順当に行けば大学卒業の7年生存にチャレンジしたい。
よく考えたらすでに2年経っているので、9年生存だった。訂正、訂正。