新曲です。ニコニコ動画やYOUTUBEには1週間前に上げていたのだが、ブログに書くのがなんか面倒だった。

 

 「カガクテキジジツ」というカクカクした語感が面白いなというところから、スタートした。

 

 事実にたどり着くのが容易な時代になったにも関わらず、むしろ、事実の重みは減っている気がする。ひところ、「ファクトチェック」という言葉が流行ったが、自分はこの言葉が今一つ気に食わない。口にする人の得意げな顔が浮かんで興ざめしてしまう。

 

 推理小説好きの自分としては、小説のように、「事実」にひれ伏したいのだ。現実はお互いの「事実」を振りかざし、共通理解は得られず、対立が先鋭化するだけ。なんだかな。

 

 自分自身は、科学の恩恵を大いに受けている。人工肛門のアイデアが生まれたのは、18世紀、ルイ14世の時代らしい。最初に思いついた人は本当に偉い。これがなければ、自分などは、若くして下痢で衰弱死していたと思う。

 

 音楽的な話をすると、当初は、Key Dメジャー D → Bm → Gmaj7 → A でコード付けをした。

 

 いわゆる1645進行だが、ベタベタ感満載だったので(オールディーズで流行ったコード進行らしい)で、これ以上広げようがないなと思い、

 

 Key Bマイナー G → A → G → A (F#m) に変えたら(ボーカルがF#を鳴らしているので、実際は Gmaj7 → A6)、いい感じになった。

 

 サビの部分も、伴奏はBmだが、ボーカルでC#の9thを加えている。好みの響きに仕上がった。

 

 今までは適当に和音を重ねるだけで、コード進行についてあまり考えてこなかった。そういう意味では、勉強になった曲である。コード進行の本を買ってみたが、なかなか紐解くのが面倒…

 

 

 

 

 

科学的事実を感情が拒んでる
科学的事実を利権とやらが歪めてる
科学的事実から保身で目を逸らしてる
科学的事実が世を変える訳じゃない

浮かばれない 浮かばれないから
浮かばれない 浮かばれないよね

科学的事実を感情が拒んでも
科学的事実を利権とやらが歪めても
科学的事実から保身で目を逸らしても
科学的事実で少しずつ世が変わる

浮かばれない 浮かばれないけど
浮かばれない 浮かばれないけれど

桜を見るたびに君のこと思い出す
たまに聴くレコードであの頃を思い出す
借りっぱなしのノートで二人の会話思い出す
思い出に囚われるのも科学的事実かな