安富歩の『ドラッカーと論語』を読んでいるという話を東京に住む妹にしたら、同じ作者の『マイケル・ジャクソンの思想』を送ってくれた。


 一つ下の妹に色々教わることは多く、ジャニスジョプリン、スライ&ファミリーストーンは彼女を通して知った。大島弓子、山岸涼子、吉田秋生の世界を知ったのも彼女のおかげだ。
 兄らしいことをしてやった記憶はてんでないが、入院するたびに心配してくれる。ありがたいことだ。

 さて、この2冊が直接つながるとは思わないが、孔子とドラッカー、マイケルジャクソンに及ぶこの興味の振り幅、嫌いじゃない。
 作者は他に満州を論じた本も書いている。そっちも面白そうだ。

 今日は妻に迎えに来てもらい、途中仙巌園隣のスターバックスに寄った。
 平日午前はさすがに人も少なく、心地よい時間を過ごせたが、あいにくの雨で桜島はかすんでいた。
 ホワイトモカを頼んだら甘すぎて、妻にコーヒーを分けてもらいちょうど良い塩梅になった。

 家に帰るだけで疲れたので、体力が落ちているのだろう。でも、やっぱり娑婆はいいな。
 子どもたちも、当たり前に出迎えてくれた(実際は先に家に帰った自分が出迎える方なのだが)。この日常が続けばよい。