第1回離婚調停 ② | ダンナ様は無自覚アスペルガー

ダンナ様は無自覚アスペルガー

夫 52歳
大手外資系金融会社 元支店長(長年 単身赴任)
積極奇異型アスペルガー障害
自己愛性パーソナリティ障害
ADHD
未診断です。
離婚調停不成立

調停では女性調停員が司会役で

調書を見ながら私に質問をし、

メモを取りながら真剣に話を聞いてくれました。

 

途中、別室でビデオを観るように指示があり

「小さいお子さんがいる人向けの内容なんだけど

  一応観てきてくれる?」

と言われ、弁護士は何度も観ているとのことだったので

私一人でビデオを観ました。

 

部屋に行くと25名ほどの男性(皆様若い!)

女性は私と若い女性のみ。

こんなに離婚したい人がいるのね⋯⋯⋯

と、驚きながら10分程度のビデオを観ました。

 

内容は子どもに調停の内容を詳しく説明しないほうが良い

離婚しても父と母には変わりはない

など

調停員の言うように、幼子がいる人向けの内容でしたが

この時間が調停員の休憩タイムなんだなと思ったりもしました。

 

調停室に戻り、ビデオの感想を聞かれ

「参考になりました」と、無難に答えておきましたが

本音は

「全く観る必要無い!」

が本当の感想です。

 

我々の争点となっている「婚姻費」

アスペ夫が提出した確定申告によると

事業所得2300万円に対し

経費が1700万円

本人の所得600万円

しかも

今までずっと税理士に依頼していたのに

今回なぜか自分で申告。

 

M澤弁護士「経費が1700万円って、おかしくないですか?

                 相手方に経費の内容を開示するように要求しています

                  が、拒否されています」

 

男性調停員「そうだね、意図的に見えるから裁判官から過去

                 三年間の確定申告書を提出するように言ってもらいま 

                 しょうか」

 

この辺りから女性調停員が変わっていきます

 

女性調停員「でも、税務署が受理したものに私達がちょっと待った

                 とは言えないのよね」

 

M澤弁護士「税務署が受理=正しいとは限りません」

 

女性調停員「自営業の人なんか、こんなのザラ。事業所得2500

                 万円、本人所得30万円って人もいるし」

 

やっぱりそうくるか⋯⋯⋯

 

女性調停員「税務署が受理してるんだから、こちらとしては

                 本人所得600万円で婚姻費を算出するのよ」

 

ここからバトルが続きました。

 

女性調停員が感じが良かったのは前半だけで

後半はドンドン化けの皮が剥がれていきます。

 

次回に続きます⋯⋯⋯

 

 

余談ですが

今日は次男の誕生日でした。

赤ちゃんの時からママっ子で

視界からママが見えなくなると

必死になって私を探しにきてくれる次男。

その姿が可愛くて可愛くて

ワザとカーテンに隠れてみたりしたこともありました。

早いもので、そんな次男も18歳になり、

一年中、野球の練習に明け暮れています。

 

今夜は二人と一匹でお祝いです。