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今回は前回紹介した月報「はぐくみ」の紹介です。
前回でも書きましたが、城陽市教育委員会では、城陽市のいじめや問題行動を分析して各学校で役立つ資料として月報「はぐくみ」を作成していました。例として
(抜粋)
月報「はくぐみ」第395号令和元年5月発行分 城陽市教育委員会学校教育課
事象の概要
【小学校】①休み時間、下級生に対して首を掴んで羽交い締めにした。
②下校後、近隣のコンビニで万引きをした。
【中学校】①授業中、隣りの生徒をからかい相手を殴る。②休み時間、トイレで用を足しているところを後ろから蹴る。
4月の問題行動について
昨年度に比べ、指導人数は小学校では同人数、中学校では増加しました。小学校では、自分の思い通りにならなかったことに対しての暴力事象や万引き行為といった事象が起こっています。
また、親の財布からお金を抜き取りスー パーでお菓子を買うという金銭の持ち出し事象も起こっています。
中学校でも、ふざけやからかいの中からの生徒間トラブルや化「粧や染髪をして登校するといった等の「その他」事象が起こっています。
5月に入ると例年、生徒指導上の問題事象が顕在化する傾向があります。特に些細なことからの児童生徒間トラブル等が多く起 こる時でもあります。
児童生徒の状況を把握し、教職員間の情報の共有を密にし、早期発見・早期対応に努めていただきますよう よろしくお願いします。
「不登校については、昨年度に比べて、小・中学校ともに少し増加しています。特に、小学6年生、中学3年生が新しい学年になり「頑張って登校し、欠席日数を減らすことができているものの昨年度より継続的な児童生徒が多い状況です。それぞれの課題に応じて、保護者との連携と交流を深め、個々に身近な目標を定め、児童生徒が少しずつでも頑張っていけるよう学校として組織的な対応よろしくお願いします。
(抜粋ここまで)
こうした内容を読むと、いかに学校と保護者のコミュケーションや、子供と保護者の関わりの大切さが分かります。
また、こうした情報が学校教職員だけでなく、保護者へ情報共有して、いじめや問題行動への対応を行っていく仕組みが出来れば良いと思っています。
参考
令和元年7月
対応する教職員の置かれている状況