マイホーム取得のために、動き出した我が家。

さて、一体なにからすればいいのだろうか?

 

土地がないので、土地を探そうか?

とりあえず、住宅展示場に行ったほうがいいのか??

 

その前に、私が最初にやったことは、

 

「新居でどんな暮らしをしたいのか」

「新居での生活をリアルに想像し、具体的な要望書を作成する」

「それを、夫婦で共有し、家づくりの軸を作る」

 

でした。

 

リアルに想像し、具体的に考えるというのがポイントです。

 

これらをやろうと思った理由は2つ。

注文住宅は、建売や中古住宅と違い、形が出来上がる前に、契約手続きをしてしまいます。

どんな雰囲気になるか、大きさやサイズ感がわからない状態で、先に購入しなければなりません。

金額も、大きくなるケースが多いので、こんなにお金と労力をかけたのに、

こんなはずではなかった!となることが多いのだと思います。

 

また、私は当初、不動産会社・ハウスメーカーの営業担当者をとても警戒していました。

断ってもしつこく営業をかけられたり、契約を急かされたりという話は聞いたことがあったし、

実際、住宅ローン手続きが雑なのに、審査結果ばかり急がせる営業担当者を見ると、

「この人のお客さん、本当に大丈夫?」と内心思っていました。

私たちは絶対に向こうのペースにはもっていかせない!

私たちのペースで家づくりは進めるのだ!と。

そのためには、どんなことを言われても、揺るぎない軸をしっかり夫と共有しておかねばと

思っていました。

 

では、要望書はどんなかんじで作っていけばいいのか。

 

例えば、我が家は洗面台を使う時間が朝も夜もほぼ一緒の時間帯です。

子どもたちがもう少し大きくなり、一人で身支度をするようになったら、

平日の朝は激混みです!

また、家事のしやすさ、掃除のしやすさを重要視していたため、

我が家の洗面台の要望はこのようになりました。

 

・朝洗面台を使う時間が一緒なので、大人2人がたっても狭くない広さがほしい。

・鏡は横に広く大人2人が同時に使えるのものを設置。

・洗面ボールは1つ。2つ設置だと掃除が面倒だから。そこは譲り合って使う。

・歯ブラシ・歯磨き粉・化粧水・乳液・ドライヤー・コンタクト・髭剃り・マウスウォッシュは

 毎日使うものなので、すぐつかえる場所に置いておきたい。

・外から帰ったらすぐ手洗いうがいができるように、玄関から遠くない場所

・トイレ後の手洗いも洗面台で行いたいので、トイレの近く。

・洗濯前の世洗いもしたいので、脱衣所(洗濯機設置場所)の近く。

・脱衣所と洗面台は分けて設置(お風呂に入っている間も使えるようにするため)

・スロップシンク的な使い方もしたいので、洗面ボールは大きめ(深め)

・洗面周りにタイルをはりたい

・5つ星ホテルのような雰囲気の洗面台(複数のイメージ画像を添付)

 

洗面台だけで、これだけの希望を出しました。

こんな感じで、玄関・トイレ・リビング・キッチン・ダイニング・お風呂脱衣所

・寝室・子供部屋・クローゼット(収納)・外構を

どのようにしたいかを考えていきます。

大切なのは、とにかく具体的にイメージすること!

 

よく、リビングは広さがほしい、20畳以上ほしいというような要望を目にしますが、

どうして広くしたいのか?

リビングではどのように過ごすのか?どんな家具をおくか?何を収納するか?を

具体的にイメージして、理由を考えてみてください。

いい業者さんであれば、これくらいの広さが適切だと提案してくれるはずです。

逆に「希望の部屋数は?何畳のリビングがいいですか?」みたいな聞き方をする、

営業担当者はちょっと、家づくりのセンスがないな~と思います。

私たちは、爪切りや文房具をどこに置くか、お皿やキッチン道具の数、服や靴の数等も

すべて全部かぞえて、今後どのくらい増えそうか、どこに収納したいかも考えました。

なので、完成した要望書はA4用紙5枚になったんです。

できるか、できないかはこの段階では考えず、とにかく希望を具体的に書きまくりました。

 

こうして夫婦の要望書を作成しながら、まずはインターネットで業者探しも並行して行っていきました。