私が、ブログで、ぎゃんぎゃん責め立てたからか(絶対に関係ない)

ようやく、劇団ホームページに諏訪さきさんの休演情報が出ました。

体調不良で、7月7日11:00公演1幕の途中から休演されたようです。

なぜ、7月7日のうちに出さんのや!

劇団ホームページって、公演のお知らせだけが仕事じゃないんですよ。

大切な「お客様」に対して、迅速に情報を提供する場でなければならないのです。

研究科2年の律希奏さんの代役は、7月7日だけで、今日からは咲城けいさんがジェローデルの代役をされるそうです。

諏訪さきさんの1日も早い回復をお祈りします。

1幕の途中から休演なんて、かなり無理をされての出演だったんでしょうかね…。

で、ここから代役の疑問について書きます。

前にも書きましたが、宝塚歌劇団は、いつも代役を用意しているのです。

2018年の月組宝塚大劇場公演「エリザベート」 で、当時の2番手スター美弥るりかさんが喉を痛められて休演されたことがありました。

そのときは、当時の3番手スター月城かなとさんが代役でフランツを演じました。

本公演で月城かなとさんが演じていたルキーニは、新人公演でルキーニを演じていた風間柚乃さんが、本公演でも代役でルキーニを演じました。

昔、機関誌の「歌劇」の質問コーナーでは「◯◯さんの代役は誰ですか?」という質問は定番でした。

前にも書きましたけど、役替わりが激しすぎた2013年星組「ロミオとジュリエット」では、当時の2番手スター紅ゆずるさんが、役替わりでティボルト、ベンヴォーリオを演じているのに、更にロミオも覚えないといけないので、かなり大変だと、演出の小池修一郎氏か演出助手の稲葉太地氏か、どちらが言ったのかは覚えてませんが、NHKの取材で、そのように話しています。


だから、本来、7月7日の諏訪さきさんの代役は、今日からジェローデル役を務めると発表された咲城けいさんがやるべきだったのです。

それなのに、なぜ、建前上、新人公演の稽古が始まっていない段階で、研究科2年の律希奏さんに代役をさせたのか?

律希奏さんが代役を務めたことにより、タカラヅカの働き方改革は、まったく実行されていないことが露呈しました。

X(旧Twitter)では、「新人公演で役をもらったら、事前に台詞や歌を覚えたりするでしょ」というポストがありましたが

それは「自己研鑽」というものであり、正式な稽古もなく、代役として、いきなり本公演の舞台に立たせることを肯定する材料にはなりません。

律希奏さんが、急遽の代役ができたということは、既に本公演の稽古と並行してジェローデル役の自主稽古をしていたということです。

劇団内にいられる時間が短くなった分、本公演の稽古と新人公演の自主稽古を並行しなければならなくなったのでしょう。

私が危惧していた通り、まったく負担は軽減されてませんね。

咲城けいさんは、ジェローデルの代役として、正式に稽古をしていたはずなのに、なぜ、7月7日に代役ができなかったのか?

咲城けいさんの代役の準備ができていなかったのか?

いろいろ、謎がありますわ。

2018年の月組「エリザベート」では、新人公演のルキーニ役の風間柚乃さんが、本公演でもルキーニの代役だったんでしょうかね…?