心理状態は思っている以上に身体と密接に関係しているのはご存じでしょうか
？
腰痛による痛みの度合いも心の持ち方一つでおおきく左右されているのです
例えば、実際に感じている痛みが「1/10」だとすると
気分が憂鬱な時は心理状態がマイナスに傾いているので痛みがのうで拡大され、「10/10」の痛みとして感じてしまうのです
気分が晴れている時は心理状態はポジティブなので痛みが脳で増幅されることはないので実際に感じている痛みである「1/10」の痛みとして感じます
このように現在痛みを感じている人は不安やストレスによって痛みを何倍にも増幅させてしまうのです
ではどのようにすればこの痛みから解放されるのでしょうか？
痛みを抱えている方は読んでみてください
解決する糸口が見えるかもしれません
人間の身体には無数の神経が張り巡らされています
そのうちのどこかに刺激が加わると、脳に痛みの信号が送られて痛みを感じます
腰痛は、腰周辺に機能障害が起こり、その部位の神経が刺激されることで発生します
同じように神経を刺激されても、「1」という痛みをそのまま感じることもあれば、何倍もの強い痛みとして捉えてしまう場合もあります
その違いは「心」によって大きく左右されてしまうのです
「気分が落ち込む」
「体調がすぐれない」
「嫌なことがあった」
このような場合に
いつもより腰の痛みがつらいと感じたことはありませんか？
それは気分のせいかもしれません
痛みは身体の異常を知らせるためのとても大切なサインです
このサインがあまりにも強すぎると、身体を動かすことが困難になってしまいます
そこで、身体を守るために必要以上に痛みを感じることのないように脳には痛みを適度に和らげる機能が備わっています
その役割を担っているのは「βエンドルフィン」と呼ばれる物質です
これは脳内で痛みの信号を受け取る受容体に作用して痛みの信号をブロックし、痛みを小さくする物質です
ところが、心がマイナスに傾くと、この分泌量が減少するため、痛みを強く感じてしまうのです
「腰痛の原因がわからないことへの不安」
「痛みによるストレス」
などの心的要因に痛みはさらに増幅されてしまうという悪循環に陥ってしまいます
上記ではネガティブが痛みを助長させている可能性をお伝えしました
これらを逆にいうと心をポジティブな状態にすることで、痛みは軽減されるということです
（もちろん、例外はありますがネガティブは痛みを助長させてしまうことは間違いないです。笑）
腰痛の根本的な原因がはっきりとわかれば、これまで囚われていた不安感からかいほうされ、痛みも次第に軽減していく可能性もあります
本日は痛みと心の関係性をお伝えしてきました
簡単にまとめますと、
痛みの正体が不明な場合は、「ますます痛くなる」
自分の腰痛がどこからきているのかわからないと、それが大きな不安やストレスとなり、実際に感じている痛み以上に強く感じてしまうことがある
腰痛の理由がわかる場合、「痛みが小さくなる」
なぜ痛いのか、痛みの根本的な理由がわかると、不安やストレスが一気に解消し、心もポジティブになることで、痛みが軽減する可能性がある
身体の状態も心の状態もとても大切なのがわかります
現在、痛みを抱えている方は原因を知ることで現在よりも痛みが軽減するかもしれません
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