今日は、千住博 展に行ってきました!

 

父に勧められて、なんとなく行ったのですが

 

自分の想像をはるかに超えて素晴らしかったですラブ


千住博 展、全国巡回してるみたいなので、ぜひ皆さん行って欲しい!!!超オススメです!

 




 

 

 

 



 

千住博さんと、日本画の大ファンになりましたラブ

 

 

 




 

 

 

千住 博さんは日本を代表する日本画家で

 

高野山金剛峯寺の白襖に絵を描いて

 

それが完成したとのことで完成記念展が開催されていました。

 

これはブラックライトで表情が変わる『龍神』という絵でした。



 

 

 

 

 

 

はじめ、私は『日本画』と聞いて

 

興味ない。と即座に判断し、

 

父の言葉も聞き流していました。

 

 

 

 

 



 

 

日本画って堅苦しくて、

 

年齢層が高い人が見る絵でしょ?と

 

思っているので、情報をなかったことにしてるんですね。

 

 

 

 

 



 

 

そんな自分の言動に

サロンでも紹介してた課題図書の一つ

「日日是好日」

この本に書いてあった文章を思い出しました。





 

 

 

 

 

ものを習うということは、相手の前に、

何も知らない「ゼロ」の自分を開くことなのだ。


それなのに、私はなんて邪魔なものを持ってここにいるのだろう。


心のどこかで、「こんなこと簡単よ」「私はできるわ」と斜に構えていた。


私はなんて慢心していたんだろう。

つまらないプライドなど、邪魔なお荷物でしかないのだ。


荷物を捨て、空っぽになることだ。

空っぽにならなければ何も入ってこない。

(気持ちを入れ替えて出直さなくてはいけない)

心から思った。

「私は何も知らないのだ....」

 

*********

 

「伝統」とは古くさいものだと思い込んでいたが、

そうではなかった。

本物の伝統は、モダンで斬新だったのだ。

 

*********

 

私たちは「茶会」と聞いただけで、

「華やか」「スノッブ」「意地悪」という

通俗的なイメージを描いた。

 

**********

 

お茶を始めるまで私は、茶道具などというものは、

たいがい古びた泥色の渋茶碗で、

そういうものをありがたがる、

わけの分からない渋好みを、「わび、さび」というのだろうと思っていた。

ところが外から想像していたのとはあまりに違っていた。

 

***********

 

 

 

 

 

 

千住 博展の会場から出る時

 

この場に立ち会えて良かった。と思った。







 

神様出会わせてくれて本当にありがとう。と感動しました。

 

それと同時に、私は知らないことだらけだな。知らないことがたくさんあるな。

 

って思いました。

 

 

 




 

 

 

でもそれは悲しみや悔しさではなく

 

この世界の無限の広がりに降伏するとともに、興奮する。

 

そんな穏やかな好奇心とともに思った幸せな感覚でした。

 

 

 

 

 


 

 

日本画で使う独特な染料で描く世界観

 

千住さんが空海を研究して、自分の今までの技法が分からなくなり、またゼロからチャレンジした独特の技法

 

高野山金剛峯寺というスピリットが宿った場所に奉納されるために描いた絵

 

 などなど

 

 

 

 

本当にどれも素晴らしくて

 

私の短い人生で私が見てきたどんな絵よりも素晴らしかった。

 

 

 



日本画で使う岩絵具は鉱石などが原料なので

独特の色合いで本当に感動!

↓↓↓

 


出典日本画絵の具

 








自分の家に、千住博さんの大きな絵を飾って眺めたい。

 

その絵の前で立ち尽くしていたい。

 

そんな新たな願いを放つ自分に驚きです。

 

 

 

 



 

 

 

ところどころ絵の説明が書いてあって

 

朧月夜と桜の絵が一枚の絵に描かれている絵がありました。

 

朧月と桜。

 

桜のシーズン目にしないこともない何気ない光景。

 

 

 

 

 

 


 

 

その絵の説明に、こう書いてありました。

 

「極大と極小の時間の対比」

 

 

 

 

 

 



 

なんと!びっくり

 

そんな風に月と桜を見たことなかった。

 

 

 

 

 




 

でも、確かに言われてみれば

 

月は地球からはるかに離れて存在している極大の存在。

 

桜は地球の目の前の光景の極小の存在。

 

 

 

 


 

 

その二つの対極にあるような世界のものが、


一つの場面に共存している不思議。


そんなことに疑問を感じたことがなかった。

 

 

 

 


 

 

 

でも、その両極の存在が日常に、


ナチュラルに存在していると知った瞬間

 

また、私の視点が広がって、宇宙の無限さを感じ取った瞬間でした。

 

 

 




 

 

他の絵の説明のところにも

「高度撮影のように、永遠と瞬間の対比によって時のダイナミズムを表現したいと閃いた」と書いてあって、

 

文章のほとんどは本当の意味を理解することは


今の私にはできないけれど








 

永遠と瞬間の対比。という言葉に

 

これまた、心が震えてびっくりしました!

 

 

 

 

 



 

そうか、永遠と瞬間とは対比なんだ。

 

でも、瞬間の中に永遠があるし、永遠の中に瞬間があるよな。と思うと

 

これまた、宇宙の計り知れない広大無辺の広がりを

感じずにはいられませんでした。

 

 

 

 

 




昨日はオンラインサロンのサロンミーティングでした。




その中で、話題になったのは


自分を見つめて行くときに

 

自分のことが良くわからなくなったり、分からなくなるとできないチーンもやもや

 

ってなって自分を責めてしまう。ということ。

 

 

 

 

 

 

 

だから、分かっていない自分とかできない自分。を見たくなくて

 

ノートに向き合って自分を見るのが怖い。という話になったのです。

 

 

ペンにお金をかけるなんて。という自分の思い込みを外したら、あっという間に揃っていった大切な文房具仲間たち✏️

 

 

 



 

分からないことがある=いけないこと。ダメなこと。としてしまっているから

 

分からないことがある自分はダメな人。できてない人。となってしまう。

 

その自分が持っている定義で、自分を苦しめてしまっているのだ。

 

 

 



 

 

 

だから、そのことに気づいて手放す。

 

 

分からないことは、いけないこと。落ちこぼれ。ではないのです♡

 

 

 

 

 

PART2へ。続きます。





 

 

 

 

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