ミュージカル『プロデューサーズ』を観てきました。

ダブルキャストは吉沢亮くん。

 

何とか確保した席が2階の広報席だったので詳細な表情は見えませんでしたが、

ブロードウェイミュージカルらしくオープニングから歌って踊って華やか。

 

『あらすじ(公式サイトより)』

落ちぶれたプロデューサーと気弱な会計士が
タッグを組んで一攫千金ボロ儲け!?

かつてヒット作を生んだブロードウェイのプロデューサーであるマックスは、今は落ちぶれて破産寸前。マックスのもとを訪れた気の弱い会計士のレオが帳簿を調べると、舞台が成功するより失敗したほうが利益を生むことに気づく。マックスは、わざと舞台を失敗させ、資金をだまし取るという詐欺を思いつき、レオを巻き込んで、最悪のシナリオ、最悪のスタッフ、最悪のキャストを集めて、大失敗作を作り上げようと計画する。

お金持ちのホールドミー・タッチミーを言いくるめ資金を調達。ヒトラーをこよなく愛するフランツが書いた『ヒトラーの春』というハチャメチャな脚本に、最低の演出家であるロジャーとその助手カルメンのゲイ・カップル、主演女優には英語が話せない女優志望のウーラを迎え、舞台は大コケ間違いなしと思われたのだが——。

 

井上芳雄さん(マックス)は今回、キャラクター的には下品でダメ人間なのですが、持ち前の気品の良さでそれが嫌な感じにならず

コミカルに見える。さすがだなという感じです。

 

吉沢亮くん(レオ)は、予想よりミュージカル的な歌い方になっていて驚いた。

ハンサムライブで歌声は聞いたことがあったけれど、普通の歌が上手い人のカラオケというイメージだったが(歌手的ではないという意味)

今回、ミュージカルに向けてしっかりレッスンしたんだろうなぁと感じられた。

マックスとのドタバタ劇もぴったりで、NHKのLIFEのコントの中で観た雰囲気がそこにあり今回のコメディ要素にしっくりハマっていた感じがしました。

 

木下晴香ちゃん(ウーラ)は、とても色っぽくて見た感じはマリリンモンローみたい。でも、スウェーデン訛設定で会話がトンチンカン。それで一気に力が抜けて、とても可愛らしく、愛されキャラになっている。いちいちセクシーで性的な所作なのに嫌悪感を感じない。そりゃ、マックスやレオが惚れますって。

 
今回、福田作品感は今までより抑えめかなという印象。
吉沢くんが今後もミュージカルや舞台に出てくれると嬉しいなって思いました。