拝啓

三浦春馬 様

 

初めてお手紙を書きます。

貴方との出会いから書こうと思います。

 

2009年6月20日

赤坂ACTシアターで貴方と出会いました。

 

正確に言うと、その前のActAgainstAIDS2007と2008に出ていたようなのですが、何を歌っていたのかさっぱり記憶がなくごめんね(笑)

 

『星の大地に降る涙』

貴方の初舞台です。

私は最前列に居ました。

 

空から降ってきた貴方は、群衆の中から刀を持って現れ「この命、くれてやるわ!俺は今から日ノ本を、日本を斬る!」

まっすぐに見つめる目に気迫を感じ、一気に引き込まれました。

 

ステラの笛の音に合わせて、月夜で舞う姿は美しく。

仲間と踊るシーンはとても楽しそうに。


地球ゴージャスの反戦三部作の第二作目

 

大政奉還が行われ、日本が大きく変わっていく時代。一つの部族が消えていく。

他の文化を、人種を認めない。

いまだに世界中で残っている。。。悲しいよね。

 

今の日本では、同じ「日本人」でありながら考え方が違うだけで認めない。。。そんな風潮さえある。

物理的な力は使わないけれど、簡単に言葉で人を傷つける。

 

人が好きなモノや、一生懸命やっている事を馬鹿にするのなんか超簡単で、

否定したり、好きだ嫌いだって言う事も超簡単。

本当に超簡単。靴紐結ぶより。

 

貴方の友人が言っていました。

本当にそう。簡単すぎて怖くなる。
 

ラストへ向かうシーンでは、その演技に胸が苦しくなるような、ぎゅっと掴まれたような感覚に陥り、目が離せなくなった。

誰が味方で誰が敵で、何を信じて進めば良いのか。

そもそも、敵味方ってなんだ?

なぜ戦うんだ?

 

そういった葛藤が、19歳の貴方の姿から見えてきました。

色々悩んだでしょう?考えたでしょう?

本当の戦争を知らない、もちろん私も知らない。

テレビの中の世界でしかなかったことがもしかしたら目の前に現実して起きるかもしれない。

 

誰にもわからない

 

けれど、お互いを思いやって愛する気持ちがあれば傷つけずに済むはず。

僕らの未来のために。

 

~主題歌『愛すべき未来へ』EXILE~

 

幾千の星の中
優しさを分け合う喜びを知り
僕たちはこれからつないでゆくんだ
希望と命の糸

僕が笑顔でいられたら
あなたの笑顔が見ていられる
そう信じて僕は叫び続ける
愛する気持ちまだ止めないで…

愛すべき僕らの未来のため

 

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再生される・・・

 

優しさを分け合い、僕も貴方も笑顔でいられた

また新たに始められる。新しい未来のために

 

しっかり受け取りました。

笑顔でいられるように、優しさを分け合い未来へ。

 

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春馬くんがお空に行ってから、色々考えたことを書き溜めていたものです。

今までありがとう。

そして、これからもよろしくね。

貴方の残してくれたものを大切に、ここから前に進んで生きたいと思います。