遅くなってしまい申し訳ありません!
もう皆さん忘れてるかもしれませんが、長編の不良少女と訳あり彼女です!
今回ですね、最終回です
久しぶりの投稿で最終回かよ!ってツッコまれそうですが、、最終回なんです笑
しかもクオリティーが低い可能性が、、それでも読んでいただけると嬉しいです
そして最後にお知らせ?的なことも書いてありますので、そこまでできたら読んでください!お願いします!
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由依side
「理佐!」
理「ん?何?」
「何?じゃないよ、さっきからずっと呼んでるんだけど?」
理「え、嘘、ごめん」
「最近ぼーっとしてること多いけど何かあった?」
理「いや、何もないよ、大丈夫」
「ほんと?」
理「ほんとほんと、普通に学校疲れたなーって思っただけ」
「ならいいけど、、何かあったら言ってね!」
理「分かった」
とは言ったものの、、理佐が何か言ってくれるわけがない
だってこの前も仕事帰りに公園にフラッと寄ったら、泣いてる理佐がいて、どうしたのか聞こうとしたけど言ってくれそうになかったし
私じゃやっぱり頼りないのかな、、なんかいっつも私ばっかり守られてる気がする
私だって少しは役に立つよ?話くらい聞いてあげれるのに、、
理「由依」
「ん?」
理「今日はお父さん大丈夫なの?」
「うん、今日は大丈夫」
理「そっか、ならよかった、じゃあ泊まってく?」
「いいの?」
理「うん、由依が良ければ」
「もちろん!いいに決まってる!」
理「ふふ、よかった」
それからご飯を食べて、今はボーッとしてる
そしたら急に理佐が変なことを言ってきた
理「ねぇ、由依」
「ん〜?」
理「好き、、」
「え?」
理「って言ったらどうする?」
「え、あ、それはすごく嬉しい」
理「そっか」
急にどうしたんだろう、こんなこと聞くような子じゃないのに、、
「急にどうしたの?笑」
理「いや、なんでもない、気にしないで笑」
「ふ〜ん」
あんな仕事をしていれば本気で好きかどうかは分かるようになっていたから、正直言うと理佐が私のことを好きとは行かなくても気になってることはなんとなく分かってた
それに私も理佐が好きだから嬉しかった
でも、理佐、、、
「ヘタレすぎるよ」
理「ん?え?唐突」
「だってそうじゃん、普通に言えばいいのに、、」
理「普通にって?」
「それは自分で考えて!」
理「え、えぇ、私怒られた?ねぇ、由依、ごめんね」
「ふんっ」
理「わ、分かったよ、言うよ、多分もう察してるだろうけど、、、由依が好きです」
「私も理佐が好き」
理「そ、そっか、、///」
「うん」
理「、、、」
え、普通そこまで言ったらさ、付き合ってとかないの?え、私がおかしい?
「その後は?」
理「ごめん、今は言えない」
「な、んで?」
理「今はごめん、、、でも!由依のこと付き合いたいくらい好きなのはほんと!」
「そっか、、じゃあいつかちゃんと言ってくれるんだよね?」
理「うん、絶対言う、それまで待ってて」
「分かった、待ってる」
もしかしたら、理佐なりの配慮なのかもしれない
私の今の状況からして、付き合うってなったらお互いいいことはないだろうし、、、何より私だって理佐が私のような状況だったら、同じことをしていただろう
だから、今はただ待つことにしよう
理「由依、、」
「ん〜?」
理「ううん、呼んだだけ」
「な〜に〜?気になるじゃん」
理「ほんとに呼んだだけ〜」
「ふふ、可愛いことするじゃん」
理「ふふ〜」
「ねぇ理佐」
理「何?」
「ずっと私の隣に居てね」
理「え?」
私の今の切実な思い、お母さんが居なくなって、お父さんも前のようなお父さんじゃなくなって、ずっと孤独を感じてた
そんな時に理佐と出会って、見た目とは反対に優しくて、一緒に居て温かくて、、やっと私が探してたものを見つけた気がした
だから、、
「理佐は居なくならないで、、」
理「もちろん!由依の隣にずっといる!何があっても絶対!」
「ありがと」
理「うん」
今はこれを聞けただけで、安心できる
あとどれくらい我慢すればいいか分かんないけど、、理佐となら、大丈夫
あれから1週間ほど経った日、家に突然警察の人が来た
警「小林〇〇さん、いらっしゃいますか?」
由父「チッ、警察が何の用ですか?」
警「児童虐待の罪で逮捕する」
由父「は、はぁ!?何言ってんだ!俺はそんなことしてねぇ!第一、由依はもう児童ってほどの歳でもねぇだろ!」
警「それはこちらが判断するのであって、あなたが決めることではないので」
由父「そ、それに!証拠は!?証拠でもあんのか?」
警「えぇ、証拠はたくさんあるんです、だからここに来てるんですよ?」
由父「お、俺は何もしてない!由依!お前からもなんか言え!」
言うべきなんだろう、この人は何もしてないって嘘をつくべきなんだろう
「、、、」
でも私は解放されたかった、許してほしい
こんな最低な娘でごめんなさい、だけど、もう私を解放してください
警「小林由依ちゃん、だよね?」
「は、はい、、」
警「君に匿名で養子にしたいと言う方がいるんだ」
「え?」
警「急にこんなこと言われても正直受け入れらることじゃないよね」
「、、、」
警「だけど、その人は僕の知り合いの人なんだ、まぁ匿名だからどこの誰とかは言えないんだけどね」
「で、その人からの伝言で、高校のお金や生活費はこちらで出すから学校生活を楽しんでくれって」
「は、はい」
警「お父さんが捕まって、本当なら君は親族が近くにいないから施設に行かなきゃいけないんだけど、その必要はなくなったから安心してね」
「じゃ、じゃあ、このままここに住めるってことですか?」
警「うん、でもまた何かあるかもしれないから、その時はここに電話してね」
「ありがとうございます!」
警「それと、、これ、手紙、あとでゆっくり読んで」
「分かりました」
警「それでは」
「はい!」
匿名で養子に、、、そんなドラマとか漫画とかでありそうなことが、現実世界でもあるんだ
あ、手紙、、匿名の人からかな?
小林由依さんへ
君を養子にしたいという者です
というか、君をもう養子にしました、何も言わずにごめんね
警察の人からも聞いてると思うけど、これからのお金のことはこちらが出すので気にしないでください
それと、君のお父さんの借金も全額出しておいたので、もう働く必要はないので大丈夫です
ただ、もし由依ちゃんがバイトがしたければそこは自由なので好きにやってもらって構いません
これからはお友達と遊んだり、勉強したりと学校生活を楽しんでください
P.S. 少し問題を抱えた子が居ると思うけど、本当はいい子なんだ、その子のことよろしくね
匿名の人より
少し問題を抱えた子?誰だろう、、学校にそういう子が居るのかな?それとも私の近くにいる、、、、理佐?
いやでも、理佐は問題なんか抱えてないだろうし、本当に分からない
ってそんなことより!私はもう解放されたんだ!やっと地獄から抜け出せた
理佐に会いたい、、電話しよう
プルルルルル
「え?」
私が電話した瞬間、後ろから着信音が聞こえてきた
まさかと思ったが、後ろを振り返ると私がたった今連絡している人がいた
理「ふふ、驚いた?」
「驚かないわけないじゃん!電話したら音が後ろから聞こえるんだもん!」
逆にこれで驚かない人なんていないよ、だってこのことを知ってたようにタイミングが良いし
理「びっくりさせちゃってごめんね、でも、早く由依に会いたくってさ」
「それは、、、嬉しい///」
でも、なんでタイミング良く理佐が居るのかを知ろうとは思わない、だって彼女といれるだけで幸せだから
理「照れてる、可愛い」
「や、やめて!///」
理「ねぇ由依」
「ん?」
理「もう、由依は辛い思いしなくて済むんだよね?」
「、、、うん」
理「今までさ、私、、由依のこと助けられてた?」
「すっごい助けられたに決まってる!理佐がいなかったらきっと私は今ここにいないかもしれない」
理「そっか、よかった」
「うん!」
理「この前言ったこと覚えてる?」
「ん?この前?」
理「うん、由依が好きって、、」
「あっ、、」
理「それで、その後の言葉を言うのを待ってほしいとも言ったじゃん?」
「う、うん、、」
理「今なら言ってもいいかなって、、」
「、、、」
理「小林由依さん、好きです、大好きです、この先何があってもそばにいます!だから、付き合ってください!」
「はい!私でよければ、よろしくお願いします!」
理「ん〜!由依〜!」
「ちょっと〜、急に抱きつかないで〜」
理「好きだ〜」
「ふふ、私も好きだよ」
理「幸せだ〜」
「私も」
私が今まで不幸続きだったのは、全部今のためにあるのかもしれない
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ここまでお読みいただきありがとうございます!
ここからはお知らせです!
この、不良少女と訳あり彼女ですが、まだまだ続きます!
今回までの部分が第1章、次から投稿するのが第2章ということでまだ完結はしておりませんのでこれからもこちらの作品書きます😅
ただですね、第2章はもしかしたら第1章より短くなるかもしれませんがそこはご了承ください😓
第2章で完結させるつもりなので、これからも不良少女と訳あり彼女をどうぞよろしくお願いします!
それでは〜👋