国際結婚から9年目の想い | 国際結婚日記

国際結婚から9年目の想い


間も無く私は2年数か月ぶりに日本へ帰国します。そして数日後には9回目の結婚記念日を迎えます。

アメリカ生活にも慣れ、言語の問題もかなり改善され、子供達をのびのびと育児できる最高の環境であるオレゴンで生活できることをラッキーとさえ思えるようになり、苦労も多々ありましたが今本当に幸せなんです。

でも、いつまでも変わらない想いもあって。。。

それは両親への想い。

歳を重ねれば重ねるほど、難しくなる。
両親への心配も大きくなる。

幸い、うちの両親はまだ元気に働いており、色々腰痛やなんだかんだあるものの元気でやってくれております。
それでも、唯一の孫をこんな遠くで育てていて、なかなか見せてあげられないこと、
何かあった時側で支えてあげられないこと、
いつも申し訳無く思っています。


ルンちゃんが生まれてからは、ずーーっと欠かさず子供達の写真をメールで送り続けてきました。「どんな一日を過ごしたか。。」
それを毎日、報告する。

2年、3年に一回しか帰れない私が
せめて出来る事を。。という悪あがきですけどw
久々に再会してもギャップがそこまでないように、毎日写真でも見ていたら成長を毎日見ているから驚きも少ないし、どんなことをして、どんなことが好きか。。。子供達の日常もなんとなく分かってもらえる。

そんなことをしていたって、孫をなかなか見せてあげられない罪悪感と両親が近くにいない私の中の寂しさは消えることは全く無いのですが。。


これは、ここで暮らす限り一生消えないのでしょうね。幼少時代からの親友のそばにいられないことも。。。。


だけど、こんなに愛おしく思える人が沢山いるってスゴイ財産だなって改めて思い、自分がどれだけ恵まれた人生を送ってきたか。。。
今更ですが、感謝の気持ちでいっぱいになります。
うちの両親は、私と兄のために自分を沢山のことを犠牲にし無償の愛を注いでくれてたんだなーって自分が親になってその大きな愛情により感謝するようになりました。
昔は「辛い経験」をひきづって自分の人生が良いものとは言えないような後ろ向きな時期もありましたし、そういう自分の人生に起きた辛い出来事にとらわれて、こんなに沢山の愛に囲まれてきた事をスッカリ感謝しなくなっていた節もあり。。。

こうして離れて暮らすことにより感謝を再びクリアに大きく感じられるようになったのだと思います。

そう考えたら、日本の家族への想いがありますが、ここに暮らすことも修行の一つかな?
と考え、少しでも自分が両親から受けた愛情を子供達、ハニ男に還元できるよう、日々精進しようと思うのでありました。



さあ。。。数時間後には日本への飛行機の中に!!!!

美しいオレゴンの自然ときれいな空気。。
しばらくのお別れです。



思えば、オレゴンにも沢山の愛おしいものが芽生えたなあ。。と。
家族、友人、自然。。。。こちらも第二の故郷となってきたのを感じます。