夕凪の街 桜の国 | Slow & Simple Life

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今年になって、「長い道」 でこうの史代さんを知り、ちょうどこの夏「夕凪の街 桜の国」が話題になっていたので読んでみた。

テーマは広島の原爆。重いテーマを扱っているのに淡々としたストーリーにふわっとした絵、あっという間に読んだ。えっ?終わり?っていうくらいに短い漫画。


でも最後のこうのさんの言葉「このオチのない物語は、35頁であなたの心に湧いたものによって、はじめて完結するものです。これから貴方が豊かな人生を重ねるにつれ、この物語は激しい結末を与えられるのだと思います」にじんとなる。


35頁めは実は白紙なのだ。でもその前の28~34頁を何度も読み返していると、涙が溢れて漫画を読んで久しぶりに胸が痛くなった。この箇所はかなりつらい。


実は広島には行ったことがない。昔アメリカ人と結婚した叔母が家族で日本に帰省した時、「日本に来たなら絶対行きたいのは広島!」ってことで真っ先に訪れていたというのに。


日本人としてやっぱり広島の原爆ドームは見ておかないと・・・。広島焼きだけ食べに行く計画してたらあかんよね。


この漫画は静かなのに読んだ人の心に「ある何か」を必ず残していくような気がする。


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