春の足音。 | もうひとつのおうち

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小さな「できる!」をもっと大きく。虹色の個性を持つ子ども達と笑顔で歩む毎日の記録。

春らしい陽気の日曜日の朝は、大好きな娘とのんびり晴れ

 

色、数、形に対しての興味が大きくなっている娘のために、色とりどりのお野菜を型抜きし、5までの数を意識して用意して、数えやすいように平皿に並べて盛りつけるように毎日していると、型抜きや盛りつけのお手伝いをしてくれるようになりました。

 

保育園がお休みの朝は、娘に朝食を作ってもらいたいなぁと、パンやピザソース、ピーマンやトマト、チーズを並べて用意して、お手本をゆっくり見せると、全部1人で仕上げることができました。同じ日のお昼には、材料を用意しておくだけで自分から作り始めて、いとこたちやおじいちゃんにも食べてもらって、満足そうな表情照れ

 

ひとつ、ひとつ材料を指さして、名前を言ったり、数えたり…。お手本を思い出しながら、丁寧に仕上げていく様子を見ていると穏やかな気持ちになりますラブラブ本物の経験を通した、本当の学びは子どもの心を豊かにしますね。

 

 朝ご飯が終わった後は、一緒に公園へ。

 

「春の足音」という絵本を読んで、「どんなおと?」と興味津々の娘と春探しをすることに。手が届くところにお花を見つけて大喜びラブ「いちごみたいいちご」と小さなつぼみを触っていました。

 いちご狩りや菜の花のお花畑など春らしい経験をしてもらえるように、3月には家族やお友だちとお出かけするので、その時にまた「春の足音」探しをしてみようと思います。

 

桜の花が舞い散る「ひらひら」とか、春の陽気の「ぽかぽか」とか、たんぽぽの綿毛の「ふわふわ」とか、春の足音はやさしい響きが多いですね。

 

 公園までは2歳のお誕生日にプレゼントした自転車で自転車「じぶんで!」とハンドルを操作し、どんどん漕いでいくので驚きましたびっくり

 

 公園に辿りつくと、大きい複合遊具にまっしぐら!!

あっという間に登りきって、「てっぺんにとうちゃく音譜」と得意顔ニヤリ「まだ2歳なのにすごいなぁ」と言うと更にエッヘン顔に口笛

 

 隙間から下が見えて「こわいよショボーン」と言っていた吊り橋も、足元を見ながら、そぉっと足を運んで最後までできましたラブラブ

 

 慎重派で、「こわい」や「むずかしい」が多く、「いや」に繋がることもしばしばそんな時は、気持ちに共感してから楽しそうに遊んでみせて、気長に一歩を待っていますウインク

 

この日はターザンロープにチャレンジ。「こわい」と言って離れて見ているので、何度も楽しそうにやってみせ、「やりたいビックリマーク」を待ちました。4回ほどやってみせると、「次はわたしがやるビックリマーク」と乗り気になってくれて、うれしかったですグッド!

 

やる気になってくれた1回を大切にすべく、しっかりロープを持ったのを確認して、手を離すと無事に最後までたどり着けました。着地の時に尻餅をついてしまったからか、「もういっかい」と気合いの入った顔に。最後は着地も成功して、「こわくない、おもしろかったラブラブ」で終わることができて合格

 

そんな時間が過ごせるのは日曜日だけでさみしいですが、レッスンのお子さまやご家族にお伝えしたことを自分の子育ての中でも気をつけていると、自然と気持ちを尊重した丁寧な過ごし方ができるので、毎週が特別な1日になる気がします

 

娘の視点から見てみて、「いや」の理由を見つけること、そして、その気持ちに共感し、やってみせて一歩を待つことには、時間はかかりますが、そこにある成長はなににも代え難いものですね。

 

今、娘と頑張っているのは、嫌なことや難しいことについて、やさしい口調で相手に伝わるように表現するということ。心の準備が出来ていなかったり、いつもと違ったりすると強い言い方になってしまって、お友だちとぶつかってしまうのが悩みらしいので。

 

親として、できるようになってほしいことはたくさんありますが、らしさを大切に「教える」ではなく、「難しい」に「向き合う」という感じで葛藤を見守りたいです。

 

なによりも大切なのは「子育て」について具体的なイメージを持っているか、経験を通した本当の学びになっているかを確認することかなぁと思います。それが出来ていないと、親の私がブレてしまって、娘も安心して悩めませんからね。

 

丁寧に環境設定をして、関わることって中々大変ですが、日々の小さな変化や成長を見逃さずにいると、続けていきたいなぁという気持ちになりますラブラブもちろん、ご機嫌斜めで何をやってもだめなときもありますがあせる

 

こうして、意見を聞き、表情の変化を見ながら丁寧に向き合えるのも、もうひとつのおうちでの時間のおかげです。一緒に子育てをしているお母さま方とお話することは、子育てに向ける力に繋がっています。ありがとうございます。

 

まだまだ母として未熟な私をいつもサポートしてくださる、お母さま方には心から感謝しています。子育てを共にできる仲間がいるというのは、こんなに心強いんですね。

 

来年度も更に母として、ころんやもうひとつのおうちにいらしてくださるご家族の子育てのパートナーとして、お子さまの友だちとして、1日1日を大切な思い出にできるよう、工夫を重ねて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

もうひとつのおうちの中庭にある桜が咲く頃には、たくさんのお子さまたちが就園、就学されます。アフタースクールに続けて通われる方もいらっしゃいますが、プレスクールのお子さまにとっては、ひとつの区切り。

 

卒業する3人それぞれに合わせて、3回の卒業式お子さまにとっても、ご家族にとっても特別な日にできたら、うれしいです。

 

お子さまの就園、就学に伴い、少し空きが出ましたので、以下にお知らせします。

2017年4月からの空き状況 

「ころん」 担当こうちゃん
月曜日 水曜日11:30〜13:00 1名
月曜日 木曜日14:00〜15:30 1名
月曜日 木曜日15:30〜17:001名
火曜日14:00〜15:30  1名

「もうひとつのおうち」担当たかこさん、なっちゃん、なほさん、けいこさん

プレスクール平成26年4月2日生まれから平成27年4月1日生まれのお子さま
火曜日・水曜日10:00〜13:00 1名 

週2回以上の参加に加え、個別のレッスンを週1回お受けいただける方を優先させていただきます。お申し込みはhttp://www.colon-family.net/contact/のお問い合わせフォームからどうぞ。

 

「ころん」と「もうひとつのおうち」では、 完全担当制でお子さまとご家族が卒業されるまで共に歩んでいきます。家庭的な環境で子育てについて考えるお教室を探されている方はお問い合わせください。

 

もうすぐ3月、いつものお散歩道でお子さまと「春の足音」探しをしてみるのもいいかもしれませんね。

 明日も笑顔でひまわり

 一般社団法人ころん

もうひとつのおうち

ますながりさ

http://www.colon-family.net/