4月を前に、上の弟は旅立っていった。下の弟は中1となり、思えば家族5人水入らずで過ごせた最後の年だったのに、私は自分のことばかり考えていた結果となった。

5月、6月と過ぎゆき、病院通いくらいはしていても、家から出来ることはなかった。気力は奪われ尽くしていて、夏が近づく縁側で、1日中横になっている日が続いた。

よく、父も母も何も言わなかったものだ。そのくらい私は弱っていたのだろうし、大きな猫の日向ぼっこくらい諦められていたのかもしれない。

『あなたをこのまま家事手伝いなんかにしないよ。お見合いなんかさせて、結婚なんかさせないよ。あなたもう一度社会に出なければならない。自分はやれるんだって、自信をつけてこなければならない』私が少し、体調が良さそうな時に母は口癖のように言った。

まだ、諦めきれないのか。そう言ったって、今の私に何が残っている❓親の顔に泥を塗り新聞社を辞めたんだ。今の私に何ができる❓

夏が近づいてきた縁側は、日に日に暑くなっていったが、私には好都合なくらいだった。その日はまた、葉っぱの1枚も揺れなくて、照りつけた日差しが降り注ぐだけの、静かすぎる1日だった。

ふと、小さな庭石から黒滑りに光ったヤモリが飛び出した。眩しい光に不意に慌てて、ニョロニョロ、、ニョロニョロと全身を2回振って、次の庭石へと慌てて隠れた。

私は不意に起き上がった。朝から何の事件もなかった静寂すぎる庭に、不意にヤモリが現れた。そのヌメヌメしい身体は、妙に生に満ちて、私をふっと嬉しくさせた。

けれども、ヤモリが1匹動いたくらいのことが嬉しい、事件な1日が情けなくて、私はここを『人生最低の1日』と名付けておくことにした。ここより、もっと自分が情けないと思う1日が来たらその時更新しようと決めた。

夕方、母が電話口に呼ぶ。
お世話になった短大の教授だ。
私は全力で少しも出たくはなかった。
曲がりなりにも、彼女が私に期待してくれていたのを私は知っている。彼女の前で、私は優秀な卒業生でなければならなかった。電話口とはいえ、ボロボロの私なんか見せられるか。

笑ってしまうくらい、首の皮1枚くらいのプライドが残っているものだ。しかし、電話口の攻防はそのまま受話器の向こうに伝わる。仕方なく私は受話器を持った。

『もしもし、もしもし?、、、いやあ、、なんていうか、、ほら、、あはは、、いやいや、、まあ、、ぶっちゃけ言うと大丈夫だってば。いい経験したねえ、、、』
その時の私には、顔から火が出る思いしかなかった。教授らしい、深い愛情の言葉なのだけれども、私の中では申し訳ない、、期待に応えられない生徒で本当にごめんなさい、、その思いで苦しいばかりであった。


母が今さら言うに、毎日のように相談していたそうだ( ̄▽ ̄)  それなら、もっと早く言って❣️❣️教授が、退職記念の講演会に有無を言わさず来いと言われても、当たり前である( ̄▽ ̄)

その日を境に、私の頭がドームのようだとしたら、上の方は澄んだ透明の水なのに、底の方には、白い塊の層が段々と厚くなっているのを、更に如実に感じるようになった。例の精神科で処方される薬だ。その作用は、重力に向かって、私の頭を強く押し付けた。頭の中に、強く押し付けてくる力があって、何かを考え、元の私に戻ろうと思考するのを、全力で邪魔していた。うらぶれて、世捨て人になって、自暴自棄になって、この薬を言われるままに飲み続けていたら、私は絶対にダメになる。間違いなく潰される。

どんなに苦しかろうと、禁断症状が出ようとこの薬を飲むのを今すぐやめよう。母に言われようが、もう、病院に行くのもやめよう。

ある日私は突然、薬をやめた。

           
                       
 
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単位認定試験が終わり、元の連載記事に戻りました(๑˃̵ᴗ˂̵) とはいえ、この辺りしんどい内容が続きますので申し訳ございませんm(_ _)m けれども、しんどい思いほど、自分でも振り返ったり、どこかで誰かのお役にたつかもしれないと勝手に思ったりします(๑˃̵ᴗ˂̵)💕💕💕人生、山あり谷ありだよね😘と思って下さいましたら、上2つポチッとお願い申し上げます🙇‍♀️😍💕


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Goodbye Happiness 

歌:宇多田ヒカル

作詞:Utada Hikaru

作曲:Utada Hikaru

甘いお菓子 消えた跡には
寂しそうな男の子
雲一つ無い summer day

日に焼けた手足 白いワンピースが
汚れようがおかまい無し
無意識の楽園

夢の終わりに待ったは無し
ある日 君の名を知った

So goodbye loneliness
恋の歌 口ずさんで
あなたの瞳に映る私は笑っているわ
So goodbye happiness
何も知らずにはしゃいでた
あの頃へはもう戻れないね
それでもいいの Love me

考えすぎたりヤケ起こしちゃいけない
子どもダマしさ 浮き世なんざ

人は一人になった時に
愛の意味に気づくんだ

過ぎ去りし days
優しい歌を聴かせて
出会った頃の気持ちを今でも覚えてますか?
So goodbye innocence
何も知らずにはしゃいでた
あの頃へはもう戻れないね
君のせいだよ Kiss me

おお 万物が廻り廻る
Oh ダーリン、ダーリン
誰かに乗り換えたりしません
Only you

ありのままで生きていけたらいいよね
大事な時 もう一人の私が邪魔をするの
So goodbye happiness
何も知らずにはしゃいでた
あの頃へ戻りたいね baby
そしてもう一度 kiss me