1月6日は東方の三賢者(三博士)の日です。
「東方三賢者」とは、
新約聖書でキリスト誕生のときに、
拝みにやってきた三人の賢者に由来するそうです。
スペイン語では「Día de los Reyes Magos」
と呼んでいます。
この時期よく見かけるのはこんな感じの絵。
メキシコに来た頃、
こんな感じの絵を見て、
ラクダ?
黒人?
メキシコにいないのに?全然関係なくない?！
と浅はかな疑問が沸きましたが、
メキシコではカトリックが多いので今では頷けます。
メキシコではこの日に「Rosca de Reyes (ロスカ デ レジェス)」という、輪っかになった大きなパンを食べます。
(ロスカは割っかになったパンを指します)
フランスではガレットとか？？
そのパン(rosca de reyes)の中には人形が数個入っていて、
当てた人は今年1年幸せに過ごせるとも言われますが、同じく当たった人は来月2月にタマーレスをみんなに奢らなければいけなく、
大吉なのか、罰ゲームなのか...(笑)
そしてこれだけでは終わらず、
この日は子供たちがプレゼントをもらえる日でもあります。
クリスマスツリーの下に自分の靴と三賢者に手紙(欲しいもの)を起き、翌朝目覚めるとプレゼントは置いてある仕組み(？)になっています。
なのでクリスマスツリーはクリスマス過ぎてもお正月過ぎても出しっぱなしで、この日が終わってやっとツリーを片付けます。
子供がいるとこは中々大変で、クリスマス過ぎたたあとに、またクリスマス的なイベントが...。(わが家も3人..)
我が家はすっかり忘れていたし、冬休みで子供と一緒にいるのでこっそり買うタイミングもないし、もう今年はスルーしようかと思った矢先、
1日過ぎてましたが、ちょうどお友だちのお家に遊びに行かせてもらってその話をしたら、今買いに行ってきたら?と言ってくれ、まだ秘密をばらさない(喋れない)末っ子だけ連れて買いにいかせてもらいました。
おかげで
翌日の朝、1日過ぎたけど無事に子供たちに欲しいものを渡せました。
冬休み最後の週末だったので、
義妹ファミリーと義姉と一緒にロスカ(三賢者のパン)を食べる予定だったのですが?
義姉が迎えに来てくれて開口一番「Reyes magos (レジェス)に何もらったーー??♡♡」
と...。
危うく子供たちに言及されるところでした。。(汗)
さて「Rosca de Reyes」はこんなパン。
当てましたー♡
来月のタマーレス、結局親が準備することになるよね。。
ちなみに「Tamales タマーレス」はこんなの。
(タマーレスの「ス」は複数のS
単称は Tamal タマール(タマル)です。)
トウモロコシの皮かバナナの葉(地方によって違います)にラードを混ぜたトウモロコシの生地に鳥肉とサルサを混ぜて蒸したもの。(それ以外にもモーレが入ったものや色付きの甘いやつなども。
タマーレスは季節物ではなくいつでも売ってます)
画像検索していると食べたくなりした...。
