一途な祖母と浮き名な祖母 s.1 | ハピネス・リリー

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ひとりひとりのお名前の特徴と魅力や手のひらからの資質や心のもち方を読み取り、更なる運気アップと、より良い家族関係のコミュニケーションに役立てて頂きます。

戦後、三人の姉妹を
女手1つで、
懸命に生きた 祖母 は、
毎朝、祖父 の仏壇に
お経を唱えることから
始まり、朝掃除、
家事 ・育児・仕事と
誰よりも地道に
清く正しく働くことに
使命を感じていた。
その生き甲斐と目標は、
三人の娘を無事に成長させ、
ゆくゆくは、
祖父 のお墓を守ってくれる
跡取りを探していた。
その三人の娘たちも
母の意思と願いを
叶えるべく、

長女は、婿養子に来て 貰うが
娘二人を授かるも婿が家出し、離婚
その後、再婚するも新たな子宝には恵まれず

次女は、他へ嫁ぎ
娘二人を授かるも
旦那の酒乱に
長年辛抱しながら
性格的には優しく穏やかに
家事と子育てを頑張り

三女は、勝ち気 で利発な性格の為、
母の意思 を継ごう と
婿養子と
娘二人を授かったが
祖母にとって孫6人すべてが女の子ばかりの中、
母が三人目で、やっと待望の男の子を授かる。
念願の跡取りに、
祖母 と母 は、
宝のように、感謝し育てた。

 

一方、

浮き名 を流した祖母 の方は、
戦後の激動時代を
三度の結婚により
それぞれに父親の違う息子を
三人授かり、
運良く三度目に
名家の裕福な家に
嫁いだが、
その旦那様が亡くなった後は、
その家の財産を道楽で
使い果たして、
生涯を終えた 。


三人の息子たちは、
性格の違いから
バラバラ となり、
末っ子の産まれた 時には
家政婦付きの甘えん坊の
ボンボン の末っ子のことを
兄たちは、好んでいなかった。

 

そんな生まれた環境も性格も
真逆な二人が出会い
勝気な母とボンボンの父が
結婚することで、
また新たな波乱万丈な人生を
繰り広げることになる。

 

 

※もしその時代に生まれいたら
 どちらの生き方を選択したのだろう?
 その時々で迷ってしまう、


 一途に清く正しく自分を律しながら
時にはガンコに懸命に生きていく
凛とした姿と

周りからは非難や妬みを受けながらも
常に我が道を行くと
どんな時代も自由に
自分の思いのままに
好き勝手に人生を終えるのと

出来れば、いいとこどりして
清く正しく自分を信じて
自分の思いのままに
人生を過ごしても
周りに迷惑をかけずに
好きなことを謳歌しながら
人生を過ごしていけたら最幸だよね☆