元田心絆（シンバ）選手　ROTAX MAX Challenge Grand Final 2024

RIP広報の原です。　いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

先日、弊社が開催しましたRIP走行会に、カートレースの日本代表で、現在小学六年生の元田心絆（シンバ）選手にゲストドライバーとして来ていただきました。
心絆選手のお父様がRIPのお客様で、心絆選手も小さい時から知っている間柄です。
心絆選手がカートレースをはじめた時から、RIPとしてヘルメットのカスタムペイントなど、サポートさせていただいており、いつも応援しています。

昨年のRIP走行会でもゲストとして来ていただき、今回が2回目です。
（昨年の写真　1年でかなり大きくなりました！）

2023年の元田心絆選手の結果は、全日本ジュニア選手権カデット部門シリーズチャンピオン
ROTAX MAX JAPAN ミニマックス部門シリーズ２位
ROTAX MAX ASIA ミニマックス部門シリーズチャンピオンで、バーレーンでのグランドファイナルに日本代表として初出場することになり、昨年の走行会でも参加者の皆さんから応援していただきました。

（昨年のバーレーンでの写真）
昨年のグランドファイナルの結果は、残念ながら準決勝で敗退と悔しい思いをしました。
そして、そのリベンジを果たすべく、今年の国内のレースでも常に上位の結果を残し、見事に今年も日本代表に選ばれ、先月イタリアで行われたグランドファイナルに日本代表として出場いたしました。

今回のブログでは、元田心絆（シンバ）選手が出場したROTAX MAX Challenge Grand Final 2024 Sarno/Italyでのレポートをお伝えしたいと思います。

ROTAX MAX Challengeシリーズでの各国の代表としてジュニア部門のドライバー72名が、10月19日（土）～26日（土）、イタリア/ナポリ近郊にある通称"SARNO"に集結いたしました。

ジュニア部門は、日本から3名出場で心絆選手はその一人です。

日本代表のレーシングスーツの背中には、歌舞伎の隈取をモチーフにしたデザインが…。

レースで使用するカートは、現地で真新しいカートが支給されます。

公平とするため、使用するカートは抽選で決められます。
与えられたカートを、自分仕様にセッティングをしてマシンを仕上げていきます。

10月21日から23日まで練習走行が計8回行われます。

練習走行を終えるたび、メカのスタッフと相談して、いろいろセッティングを変えて、ベストなセッティングを探っていきます。

23・24日の２日間に予選が３回行われます。
この予選からは、結果によってポイントが加算され、その合計ポイントで次の準決勝に進めるかどうかが決まります。
0.1秒のタイム差の中に約10人がいる大混戦です。
少しのミスが、勝敗を大きく分けます。

予選の結果は、72台中37位。
決勝は、出場枠が72名から36名に半分が落とされるため、37位のこのままでは決勝にいけません。
次の準決勝がかなり重要です。　昨年は、ここで敗退となりましたから、なんとか準決勝で1つでもポイントを多く獲って、決勝に残れる36位までに入りたいところです。

そして、運命の準決勝のレースです！
準決勝の結果は、2組分かれてのレースで36台中10位でチェッカー！
スタート時より9台も抜きました！

これで多くのポイントを獲得！　合計で27位となり決勝に残ることができました！
見事、昨年のリベンジを果たしました！

そして最終日！いよいよ決勝です。
36台中27位からのスタートとなります。

決勝レースのYouTubeです。　丁度、心絆選手のグリッド紹介から再生できます。

そして決勝の結果は、27番スタートで12台を抜いて15位でフィニッシュ！
決勝で12台抜きは、なかなか凄いことだと思います！
日本人3名の中でも1位となりました！
ただ心絆選手本人は、嬉しさよりも悔しさの方が大きいようで、またリベンジを果たしたいと思っています。
こういった気持ちが強くなる秘訣でしょうか！

RIPでは、これからも引き続き元田心絆選手をサポートしていきます！
夢はF1レーサーと語る元田心絆選手の応援をよろしくお願いいたします！