大会中に怪我するかと思った瞬間 | バリ島サーフィンライフ


サーフィンで学ぶべきことは、ボードに立って波に乗るだけではない。

カレントだったり、タイドだったりも知ってないといけないし、ボードから降りる方法や、ドルフィン等の波を避け方だったり。


特にリーフでのサーフィン。

時に
リーフでもサーフィンはドルフィン無しで沖にいける時もあるけれど、それはしっかり波の最後まで乗りきってカレントを利用して戻れるときで、

もし、途中で失敗して、変なところで落ちてしまえば、リーフの餌食となってしまう。

これが、↑の動画である。


リオはチューブにはいったけど、潰されてしまい、インサイドへと持っていかれてしまった。
実際に本人から聞いてないけど、多分もも腰くらい浅さだと思う。
波が小さければ、なんの問題もない水深だけど、この浅さでこの波が割れていたら、変に抵抗すれば、ズタボロにリーフに引きずりまわされて、血まみれかもしれません。

だからジェットスキーがスタンバイしているんだと思う。
いつもだったら、戻るのに時間が掛かるから、つれていってくれるためにジェットスキーがいるけれど、今回は完全レスキューのためのジェットスキーだと思います。

こういう時の対処法は、なかなか練習しろって言ったってできるわけでもないし、誰かが改めておしえるってこともないかもしれません。

リオは小さい頃からウルワツやビンギンで、浅い深い関係なくサーフィンしていたらからこそ、自然と学ぶことができたと思います。

ビーチでばかりサーフィンしている子は、なかなか学べないことだと思います。

こういう対処法を知っているからこそ、失敗を恐れずチャレンジできるのかもしれません。

でも、ここまで来るには、相当怪我をしてますけどね。
何回縫ってるか...

実際に怪我をして学ぶものだから、しょうがありません。


ジェットスキーのテクニックもすごいです。
お互いがちゃんと知識を持っているからこそ、ハプニングもなかったと思います。

だからこそ、ビギナーでもリーフにいけるって言う人もいるけれど、必ずガイドさんと一緒に入りながら、海のことを学ぶことを強くお勧めします。