すみません×100万回。
ふと気が付いたら、もう前回から4か月過ぎていました……この話題、もう尻切れトンボにして『次』に移ってしまうか?
…とも考えたのだけど、私のアノ経験は絶対笑えるというか残して置きたいので……頑張ります。
☆☆☆☆☆
自分達の財布の中身さえ減らないで自分達の評価が上がるなら、何やっても構わない
…これがM&Mズ=『ハウス』オーナー夫婦の究極の方針であった、と、今でもつくづく思う。
ハッキリ言って『ケチ』。
そして「そういう人達」に共通することだけど、同時にかなりの見栄っ張り。
まあ食事に関しては彼ら自身もかなり質素というか、従業員に塩をなめさせて自分達は御馳走食べている、というタイプではなかったけれども、とにかくケチ……それに加えて
「表向きのオーナー」(実際はカカア殿下なのはどこも同じ!?)
…である『M夫』は、基本的な料理の知識が全く無い(という以前に、自分で料理というモノをしたことがない)、公的に料理が出来る『資格(正直「許可証」みたいなモノ)』だけ持っている人間でして……
「料理なんて、大嫌いだ!」
(常時「資格保持者」が居ないと違法になるので取得したらしい。ちなみに、その資格は私も持っているのですが、日本の『調理師免許』のような「実地試験」は皆無、半日講義を受けて試験は四択、今ならオンラインだけで取得も可能という、単に「知識」さえあればOK,というシロモノでございます)
「(食材の)買い物なんて、毎日行きたくない!」
(アンタに日本の「普通の料理人」の爪の垢300人分飲ませたい…)
「コノ国の人間なんて、芋さえ食わせていれば満足なんだ!」
(その「コレさえ」なモノでさえしょっちゅう足りなくなっていたのだが??)
…と『公言』する人間=『M夫』が、オソロシイことに料理道具どころか食材の買い物内容を全て決めていた(いや、多分今も…)。
それこそ、私が居る間にいよいよダメになったオーブンを買い替えたのだが「もちろん」私の意見やアドバイスなどを求めることは一切ナシ。
当然使い難いことこの上なし、という代物だったのだけど、そのことを『M妻』に愚痴ると、
「あら、『M夫』はアナタは何も言わなかった、って言ったわよ!』
…ですと。
ホント「自分の都合の良いように話したすことを事実にしてナンボ」の国ですな~……!
加えて彼らは「コノ国の人間」ではなく、食事に限らずその「内容の差」を理解しようともしない(前記のような見下し発言は良くやっていたが)人達だったのだから、その悲惨さは察して知るべし。
先ず、基本の買い物ってのが、
「メニューは四週間ローテーション」
「基本の食材は四週間に一回」(のまとめ買い)
「パンと牛乳だけは自分が来る時に買って来る」
(注;しかし、『M夫』は毎日顔を出すワケではなかった…今も!)
…ということだったのだけど、メニューは一見「コノ国風」であったものの、材料への知識が皆無の、
「『M夫』が買って来る食材の内容&量」
と
「実際に使う食材の内容&量」
…の間に絶対的(絶望的?)な差があったので、「普通に料理」が出来たのは最初の週くらいなもの、四週目なんて毎回ほとんど『サバイバルゲーム』だった。
加えて、それこそ『図星が一番腹が立つ』ではないが、
「本当にケチなヒトほど、自分をケチと言われるのを嫌う」
『M夫』、当初は
「希望の食材があったら、可能な限り買ってあげる」
…と『口では』言ってくれたのだが、実際提案すると、大抵は
「それはアレルギーの人がいる『かも』しれないから!」
…という理由で却下!…だった。
いや、少なくても私の居た時点でアレルギー持ちの住人なんて一人も居なかったのだけど。
そう、理由は単に
『M夫』の基準では、「高い」から。
…というのが本音。
例えば料理のベースとして「ベーコン」を頼むと、こう答えた。
「(メニューに)ベーコンなんて、どこにも書いていないじゃないか?」
…ベーコンは「ベーコンエッグ」の為だけにある????
結局、無条件で定期的に買ってくれるようになったのは
「一回で使い切るワケでもない、でもこれで料理の味が確実に上がる!」
…と説得し、値段的にも高くはない、仕上げ用の『海塩』だけでありました……!
参考までに、その値段、日本円にして350gが100円くらい。
まあいわゆる「精製塩」はその4分の1から5分の1の値段で買えるので、当の『M夫』にしてみれば
『例外的大判振る舞い』
…で、あったのでしょう……!