早い梅雨明け、海の季節
沖縄県にある「沖縄美ら海水族館」には
世界最大級の大水族館「黒潮の海」がある
この水槽は
長さ35メートル、幅10メートル、深さ10メートルもの容量を持ち
水量は7500トンに達し
そのエメラルドブルーの「海」に
サメやエイが優雅に泳ぐ姿を見ると
まるで海に潜っているような錯覚に陥ってしまう
さて
日本に水族館が生まれるきっかけは
明治10(1877)年に動物学者のエドワード・S・モースが
神奈川県の江ノ島に「江ノ島臨海実験所」を設立した際に
水族館を併設したことによる
それから数年後の明治15(1882)年に
上野動物園の一角に淡水魚の展示施設が設けられた
この施設は
「観魚室」と書いて「うおのぞき」と呼ばれ
それが実質的な日本初の「水族館」とされる
なんとなく夢のあるネーミングだね