実家の小町の一周忌です。
ガラスケースが天使の形になっています。
まだ一年? とても遠い日に思えます。
おととしの9月に急な嘔吐があって検査した時は、すべてが正常値だった小町。
その後、痩せてきたな、とは思っていたものの、母からは「元気で毎日食べて飲んで出しているから大丈夫よ。」と聞いていました。
ふわふわの国に行ってしまう前夜、何回かひどい嘔吐をしてご飯を食べず、トイレでない所でおしっこをして様子が変だと母から電話があり、翌朝一番で病院に行きました。
脱水があり、点滴をしていただきながら血液検査・・・検査結果は腎臓も肝臓も悪くはなっていたものの、そこまでひどい数値ではなく、ただ、白血球がいつもの倍くらいの数値でした。
前日の朝から食べていなかったこともあり、そして、その日は父の一周忌の法事の日であり、母は入院を望みましたが、私はどうしても実家に連れて帰りたいと話しました。
病気知らずでほとんど病院にもかかった事がなく、しかもとても繊細で臆病な子でしたので、病院で過ごすことを小町が望んでいないことだけは間違いないと私は思いました。
母も納得してくれたので実家に連れて帰り、後ろ髪をひかれながら父の法事に。
そして、小町は法事が終わった母が帰るのを待っていたようにふわふわの国に・・・
にゃーにゃーにゃーと三回鳴いて・・・母にさようならを言ったのかもしれません。
(結局はっきりした原因はわかりませんでしたが、どこかに腫瘍などがあったかもしれないと、のちに先生がおっしゃいました。)
父にしっぽを持ってなでてもらうのが大好きでした。
今もいっぱいなでなでしてもらっているかな。
ぽーちゃんも、それから実家の先代猫たち3にゃんもいるからね。
ご近所のペット不可のアパートで子猫が生まれて困っているという人から譲り受け、
17年間、1にゃんで両親にかわいがってもらいました。
両親が留守の時は、誰かしら家族が留守番に行って寂しくないようにしていました。
きっと幸せだったと思います。
それでも、悔いは残ります・・・
もっとしてあげられることはなかったかと。
いい子のこまちゃん、たくさんたくさんありがとうね。
また会える日まで待っていてね。
生きている間に
(病気になってからではなく元気な時から)
毎日たっぷりの愛情を・・・
明日何があってもいいくらいに・・・