「ころりんにはどんなお雛様が来るかな~」

「お雛様は母親(私)の親が贈る事になってる」

「隣はもぅお雛様来たってよー」


連日の義母のお雛様催促にウンザリし

1ヵ月ほど前に
ころりんにお雛様を買いました。
(スポンサーは私の両親で、私と相方が選びました)


親王飾りでイイや、と思ってたのに
「最低でも三人官女までいないとオカシイ」
(最低、って何の基準だよ?)
とか
「幼稚園くらいになったら友達同士見せ合うから小さいお雛様は可哀想」
(可哀想じゃナイよ全然)
とか
まぁ、結局は「自分の見栄じゃん」って話を延々とされ………。


大概 我慢してたけど
あまりにシツコイので

「母親の親がお雛様買うなら、
父親の親は何を買うんですか!?

と言ってみた。

返事なかったけど。



私の両親が既に他界してた場合は誰が買うんだろぅ……。

ウチの親は
「そんなんに小さいお雛様あげたら一生何か言われ続けるじゃん」
って。


田舎はツラいよしょぼん

ウチの実家も田舎だけど
更に田舎。
完全な『ムラ社会』なんです……。


結局、選んだ雛人形は
三人官女は勿論


五人囃子のメンバーまで着いてきました…。



お雛様が届いた日、
義母は大はしゃぎで
音符灯りをつけましょぼんぼりに~
と歌いながら
片っ端から人形の箱を開けていく始末。

義父は風邪で寝込んでたのにノコノコ起き出してくる(ころりんに移るから部屋に戻ってくれ…しょぼん)。

ころりんはグズグズ。


そんな3人に見守られながら

私一人で組み立てました………。




昨日 私達がお出かけしてる間に
遠い親戚の人が来たらしく…。
その人、雛人形作ってる会社に勤めてるんだって。

その人がウチのお雛様を見て
スゴ~くイイお雛様ねーって誉めてた!!
と…


ウチの隣、相方のイトコが住んでて
ソコにはころりんより3ヵ月お姉さんな赤ちゃんがいます。
ソコは、その遠い親戚のトコで雛人形を買ったらしいんですが……

「隣の雛人形よりキレイで立派だって言われたよ!!

と、今朝から得意気に報告されまして……




私は朝から不愉快ですわ、お義母さまシラー


隣のお雛様も
超気にしてて
そんなに気になるなら
見に行けばイイのに
プライドが許さないらしく(何のプライドじゃ)

近所のオバサンに偵察に行かせたり
私をけしかけたり…


んもーっ
義母のお雛様じゃナイんだからねっっ!!
(心の叫び)