明日6日夜22時47分、蟹座下弦の月です。
ようやく秋めいて気温が下がってきました。
今思うと、9月は暑かったですよね~
これから一気に秋が深まっていきそう。
今回蟹座下弦の月は、
支配星座にあってパワーが強いです。
そして今回月はアセンダントにゆるく重なっています。
サビアンシンボルは
「北東の大きな暗い空間に向いているとても年を取った男」。
マーク・トウェイン。哲学者でもあるんですね。
人の心の奥底や深層意識を認識する力と智恵。
物事を深く考え抜き、真の意味を捉える力に優れる。
非常に精神的で、哲学者や仙人のような崇高さを持つ。
時に極端に世俗離れし、究極の真実の深淵を覗く。
そのような意味があります。
アセンダントにあると、
無意識ですが、精神的自己で安心する。
思慮深い秋ですね。
そこに葛藤する天秤座太陽は4ハウス。
サビアンシンボルは「正午の昼寝」。
休息の中に大きな価値がある事を知る。
物事の本質を見ようとする。
右脳と左脳、自我と潜在意識、
意識と無意識、仕事と休息をうまく行き来する。
4ハウスなので、
自分の心理的基盤の本質を見るのが目的となるのですね。
実際、暑い夏がようやく過ぎて、
夏の疲れで体調を崩す人が多い時かと思います。
家でゆっくり休養を取る時、
じっくり潜在意識と顕在意識をを行き来しつつ本質を探る。
それが自身そのままの感情と葛藤し、
手放し、浄化が起きる。
そんな下弦の月と言えます。
11ハウスにある牡牛座木星が、
月とセクスタイル(60度)、太陽とクインカンクス(150度)です。
幅広い公共的組織や仲間からの引き立て、人気、
旅や哲学的思索で私生活が開放される、
そうして自己の社交的基盤が訓練されます。
天秤座に入ったばかりの水星も4ハウス。
平凡で常識的な考えで神経は安定しています。
そこに7ハウスの山羊座冥王星が調和していますので、
影響力のある、あるいは偏屈な相手と調和し
本質を見抜く力が得られます。
ただ一方で、同じ4ハウスにある天秤座火星には
山羊座冥王星が葛藤、魚座海王星がクインカンクス。
活気づいて喧嘩や口論が多くなりがちな家に
他人の影響が差し込み、
目的を持って努力してきたことが失敗したり挫折したり。
それによって、新たなオリジナルなものが生み出される。
曖昧な肩書が訓練するという構図です。
新たな時代を予見させる状況ですね。
まずは心理的基盤や家などの居場所から始まる。
今回、山羊座冥王星、魚座海王星、牡牛座天王星の小三角は
7,9,11ハウスにわたっています。
他者からの多大な影響と曖昧な社会状況が繋がり
自由自在に自己の理念を追求する時なのです。
獅子座金星は3ハウス。
趣味、旅や移動、美、会話が楽しい時ですが、
そこに魚座土星がオポジションで
表現を抑えたり、古典的なもの、古いものに傾倒しやすい傾向。
調停する位置に天秤座火星がありますので、
普遍的で安定した思想が秩序を生み、
持続力、集中力、実務力、合理的活力を与えてくれますので、
決してへこたれません。
ただ、自己の理念の追求が差し込みますので
気が多くなったり独特すぎたりするのには注意が必要です。
このように、下弦の月で物事の本質を見抜くにつけて、
基盤にあるいらないものを手放していく時となります。
他者からの圧力や影響などを受けながら、
趣味や価値観も変わっていく過渡期にあります
意識してみてくださいね。
次回はいよいよ天秤座新月。
新たなスタートです。
長らく逆行していた山羊座冥王星が順行に戻って
いよいよ水瓶座へと驀進していきます。
新たな世の中の幕開けです。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに