明日8日昼13時８分、双子座満月です。
ワールドカップ、興奮しましたね。
日本の頑張りのお陰で、サッカーを堪能しました。
もちろん、今もまだワールドカップは続いていますが、
自国応援は終了しました。
日本の良さをたくさん見させていただきました。
結果は伴わなかったとしても、内容は素晴らしいもので、
日本の躍進、未来への希望、弱点なども見えました。
技術としてはもう世界水準に追い付いています。
後は、少しの度胸、馬鹿になる事。
PKなんかは、少しタガが外れていた方がいいのかもと
素人ながら感じてしまいました。
そんなこんなで今回の双子座満月。
満ちたところからの手放しです。
今回の双子座満月には、火星がぴったりと重なっています。
月のサビアンシンボルは「健康の頭が知性により分解される」。
多くの人に働きかける事で、自分自身の考え方や生き方、
感情までもが大きく変貌する。
ゆっくりと知的に変貌する。
身につけた知識や考えで人柄まで変わる。
知性はただの知性ではなく、
生きる原動力なのだという度数です。
３ハウスにありますのでまさに知性的に変貌したい。
そこに火星が重なっているので、
コミュニケーションや学びに熱が入ります。
人に影響を与えたくなるでしょう。
しばしば怒りに繋がり、口論になることもあるかもしれません。
向かい側にある射手座太陽のサビアンシンボルは
「復活祭の日の出の礼拝」。
集団を鼓舞し、自身も勢いづく。
人間の創造力を再生させ、多くの人を巻き込む。
再生、息を吹き返す体験を経て、立場が上がったり
成功に繋がっていく。
組織や集団の中で精神的な上昇を果たすといった意味です。
９ハウスにありますので、思想や哲学、精神性の面で
集団を鼓舞したと言えば、サムライJAPAN。
そしてサポーターの皆さんですね。
観客席の清掃、ロッカーの美的管理、感謝、
監督の最後のお辞儀など、
世界中の人が感動しました。
自国の私たちまでも心洗われた振る舞いでしたね。
日本が敗退した後でも語り継がれそうなエピソードです。
負けたとはいえ、日本の魂をこれでもかと世界に強気で押し出した。
オポジションはやややりすぎ傾向があるため、
結局日本は退いたわけですが、
そこで勝敗を手放したと言えるのではないでしょうか。
このオポジションを調停するのが水瓶座土星。
１１ハウスにあります。
着実な未来の予定を立てるとか、
真面目な少数の友人からの現実的忠告、
実利的目的の勉強会などに参加する。
そういった活動が調停してくれるという事は、
秩序意識が働き、節度ある振る舞い、
実務に意識を向けましょう、
現実に立ち返りましょう、ということですね。
土星には依然牡牛座天王星が葛藤しています。
２ハウスにある天王星はオリジナルな収入の得方を表します。
それが節度を持とうとする土星を邪魔する。
今年の大きなテーマですね。
ここは変革していくという勇気が必要。
牡牛座天王星は射手座太陽ともクインカンクス（１５０度）で
訓練している配置ですので、
オリジナルな収入の得方、考えてみるのも良いかと思います。
思想、哲学、精神性を表す９ハウスには
射手座終盤の金星、一足早く山羊座に入った水星もあり、
ゆるく重なっています。
応用的思考、崇高な愛情表現が調和的に働きますので、
これも海外から逆輸入された
日本の精神性の表れのような気がします。
両者に葛藤しているのは魚座木星。
魚座海王星も射手座金星に葛藤しています。
この２天体は潜在意識を表す１２ハウスにあるので、
精神性の保護、直感力や敏感さの高まりを表します。
それが水星や金星に葛藤するという事は
知性が過剰に刺激され集中力を欠く、
物質的なものや快楽的なものへの過剰なこだわり、
非日常的な刺激を求めてしまう。
１１ハウスにある山羊座冥王星が
海王星とセクスタイルであることから
社会的運命の変転が生産的に働き
それから得られる直感が差し込んでくるようです。
無意識に、何か大きな社会的変化が起きて
それにより思想や哲学を刺激されたい。
そんな集合無意識が働くような時に感じます。
この満月では月に火星が重なっているのは若干不穏ですので、
これは世界の強豪たちが戦っている
サッカーを応援することで消化するとか、
自分がスポーツで発散させるとか、
そういったもので使っていくのが良いかもしれません。
意識してみてくださいね。
つい３日前、１２月４日に
魚座海王星が順行に転じました。
人々の希望や夢が見直しを終えて
再びスムーズに動き出すはず。
捉えにくいかもしれませんが、
あなたの潜在意識は確実に受け取っています。
意識に上らせてみてくださいね。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに
