明日11月1日午後の15時37分、水瓶座上弦の月です。
いよいよ年末まで残り僅か2か月になりました。
世間では痛ましい事故、戦争のニュースが聞かれます。
中国共産党大会が終了し、
独裁政権がますます強化されたようですね。
上弦の月は、新月に始めたことの軌道修正のタイミング。
水瓶座月のサビアンシンボルは「鷲に変化する旗」です。
コンピューターやイメージなどでシミュレーションしてから行動する。
統計的に適切なものや頭脳的な選択から得られたものを、
実際の行動に移していく。
自分の思想やアイデアを社会で具体的な形にしようとする。
計画的に物事を進め、現実化する。
非常に理性的な意味があります。
11ハウスなので未来、グループや組織、友人間で
想像力を駆使して人工的な世界を構築することで安心する。
そんな意味となります。
多分に風の時代の一つのひな型とも言える生き方です。
そこに葛藤する蠍座太陽はパートナーシップや対人関係を表す7ハウス。
サビアンシンボルは「歯科の仕事」。
あらゆる手段を持って不可能を可能にする。
障害や無理な要求を、優れた技術で解決していく能力。
発明力、再生力、カルマの浄化。
そういった意味があります。
蠍座太陽には水星と金星もゆるくコンジャンクションして
水瓶座月と葛藤しています。
システマティックに未来を構築したいと思う一方で
現実には人間関係にがっつり取り組み、
人に影響を受けつつコミュニケーションや好きなことを楽しんで、
その中で自己主張していくための技術、能力を駆使する。
まだまだ人同士の密な関係性の中で
問題解決することが現実には必要であるという事ですね。
ただ、未来に向けたシステム開発はとても大事であることは、
同じく11ハウスにある水瓶座土星が順行に戻ったことでも象徴されます。
未来像に実利的で着実な予定を立てるべき。
そこに牡牛座天王星が依然葛藤し、
オリジナルな収入の得方とのギクシャク感を表しています。
更には昨日逆行を開始したばかりの双子座火星は3ハウスで、
超実用的知性への傾倒の見直しを表していますが、
そこに魚座木星と海王星が葛藤し、
さらには山羊座冥王星がクインカンクスで訓練しています。
魚座木星と海王星は12ハウスにあり、
潜在意識の保護、直感力の高まりを表しますが、
火星と葛藤していますとそこに無謀さやムラが出て、
的外れな情熱になりがち。
それを10ハウスにある冥王星の表す、
独自の社会的経歴の構築や独裁精神、
社会と権威を冒涜するといった部分が訓練する。
冥王星は、海王星と木星には生産的角度を取っていますので、
そうやって潜在意識の可能性を広げていると
言う事ができるのです。
社会の中で起きている事と私たちの個人生活。
到底結びつかない2つのことが、
実は写し鏡のようにそれぞれを結び付けます。
理性と情念のバランスを取る。
意識してみてください。
火星の逆行は来年1月13日まで続きますが、
それが社会にどう影響を与えていくか。
海王星とスクエア(90度)で
冥王星とクインカンクス(150度)であるという事も何とも不気味です。
また星詠みしていきます。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに