本日7日夜23時48分、乙女座上弦の月です。
とうとう梅雨の時期になりました。
天体も続々と逆行を始めます。
乙女座は清潔、整理整頓、純粋、理想主義などを表します。
ただ、今回の上弦の月のサビアンシンボルは
「噴火している火山」
純粋で実直な性質の陰に隠れた情熱、衝動性。
その抑えきれない衝動性が爆発し、
人生が変化する、活性化する。
そんな意味になります。
7ハウスにありますと
関わる人との間にこの衝動性がもたらされます。
波乱な人間関係となりそう。
一方、葛藤の位置にある双子座太陽のサビアンシンボルは
「健康の頭が知性により分解される」。
自分自身の考え方や生き方、感情までもが
知的に変貌する。
情感から心へ、本能から思考への知的な変容のプロセス。
身につけた知識や考えで人柄まで変わる。
熱意や情熱に影響されることで生きる原動力とする。
そんな意味があります。
こちらは4ハウスにありますので
家族や心理的基盤においての知的化するプロセスです。
上弦の月は軌道修正や見直しの時期なので、
自身の基盤が知的に変容することを目的とすることで
劇的な人間関係の変化が生じる。
それが軌道修正となるようです。
牡牛座金星と天王星の合が乙女座月と調和しています。
金星は牡牛座の支配星なので強力です。
五感の快適さや豊かさ、刺激が経済的豊かさを呼ぶ。
そこにオリジナル性、個人の能力の活用が加わり
経済活動において個性が異彩を放つ時。
特に美的なセンスの発揮が著しい時です。
それが月と調和すると、
明るく開かれた対人関係に恵まれ、
かつ人と距離を取って付き合うことができるので
衝動的な出来事がもたらされても軽くて済みそう。
順行に戻った牡牛座水星は3ハウスで
12ハウスにある水瓶座土星と葛藤の角度を取っています。
土星はつい先日逆行を開始したばかり。
12ハウスにありますと憂鬱な感情を抱えている状態。
一方水星は3ハウスで知的能力の発達を表しますが、
土星と葛藤していると、知的コンプレックスが出てきます。
課題や学びにおいてくじけて中断したり逃げ出したりしそう。
ですが、水星には山羊座冥王星と魚座海王星とが角度を取り
小三角を形成しています。
学びや課題への取り組みが中断したり挫折したりすることも
天意である。
人との思想的結びつき、未来へ向けた努力が調和し
深い理解力、集中力につながる。
さらに無意識に直感を受け取り
予測能力が上がるので、
そういったところでも軌道修正することになるのかもしれません。
1ハウスには牡羊座木星・火星の緩い合があります。
無意識に行動的、かつ楽天的になり、
積極的な野心が生まれるタイミングとなりますが、
本人は意識ができません。
ちょっと空回りしやすい時かもしれませんが、
とにかく家族や基盤、対人関係での衝撃的な人生の変化変容を
意識してみてくださいね。
次の射手座満月を経て
2022年の夏至がやってきます。
同日には魚座下弦の月もあり、
畳みかけての星詠みポイントとなっています!
張り切って星詠みしていきますね!
次回の星詠みもどうぞお楽しみに