⑧の続きです。
一瞬でお金がなくなるパチンコ。
しかし勝つ時は数万円もうかるから、
それを覚えてしまうと、
抜けられなくなるのでしょうか。
父は50代半ばか後半になり、
中小企業でしたが、取締役に就任しました。
取締役というとカッコイイけど、
中小企業だと、それほど給料は高くありません
大企業の取締役だと、
年収数千万円でしょうか
父は取締役で年収約1000万円でした。
年収1000万円あって、
なおかつ、子供はもう教育費がかからず、
住宅ローンも完済済みのため、
生活はかなり余裕があると思います。
しかし、そうはいきませんでした…
なぜなら父は完全に調子に乗り、
豪遊しはじめました
仕事終わりに取引先との接待、
終電のがしてタクシーで帰宅。
これは飲食費は会社もちだし、
会社のタクシーチケット使えるし、
2次会以降のお金がかかるぐらいなので、良し。
これだけでは済まない父は、
予定のない夜は飲み仲間と飲みに出かけ、
キャバクラや外国人クラブにハマり、
同伴することもあったり、
その予定のない日はパチンコへいき、
お金を散財して帰ります。
終電を逃したら長距離タクシーで帰宅。
プライベートな飲み会では会社のタクシーチケットが使えないため、
これもかなりの支出額
毎日夜遊びしていると、
あっという間になくなるお金。
月収が手取りで50万円以上ありましたが、
父の手取り収入よりも、父が浪費する金額の方が上回っていたそうです
完全に家族を養えていない父。
年収100万円の母はパートを辞められません
母の収入がないと生活できない状態
ある日、父が言いました。
父
「同じ会社の取締役の人はレクサス乗ってるから、うちもいい車を買わせて。」
もちろん、全員反対
レクサス買いたかったら、
遊ばないで帰ってこい
続きます