突然の入院、初めての入院。

 

 

慣れてきた仕事から急に離れなければならなくなり、

せっかく覚えてきた仕事のやり方を忘れてしまうのでは

ないか、という不安と、

 

 

訳のわからない理解しきれていない病気と

これからちゃんと付き合っていけるのか、

今まで通りの生活はもうできないんじゃないか、

という不安が重なり、

 

 

ステロイドの副作用も相まってか、

入院最初の1週間ぐらいはカーテン閉めきって

枕に顔うずめて泣いてました。

 

 

”世界一不幸な私”ごっこです。(笑)

 

 

談話室に行っても部屋にいても誰かいる。

「病院で1人っきりになれるところはないのか」と

無駄にウロウロしましたがそんな所は無く。

(そんな場所があったら問題ですが)

 

 

寝ても悪夢ばかりで、気持ちの良い

睡眠はしばらくとれませんでした。

 

 

 

 

 

病棟もご高齢の方ばかりで話し相手もおらず…

入れ替わりも激しく、相部屋の病室では常に私が

1番古株でした。(笑)

 

 

 

 

ご挨拶してくださる方から

 

「あなた若いし元気そうなのにどこが悪いの?」

「すぐ退院できるんでしょう?」と

 

悪気なく聞いてくださったことに勝手に傷ついて

よく泣いてました(笑)これが何度かありました(笑)

 

 

 

内臓疾患は見た目で判断できませんし

退院の目途がたたないのは誰のせいでもないし

 

 

 

わかっているけど、悔しくて(笑)

 

 

 

 

インフルエンザが流行っていたこともあり、

主治医からはなかなか外出の許可はでませんでした。

 

 

 

 

気分転換もできず、

ベッドで寝ころんでご飯を貰っているだけの生活で。

どんどん自己嫌悪が進んでいたのですが

 

 

ある時、主治医からリハビリの話が出ました。

 

 

 

主治医「症状も安定してるし、動きたいよね?

 

     心臓肥大で心不全の可能性があったから…

     その項目使えばリハビリ室使えるようになるはず

     だから、依頼しときます。さっそく明日からでも。」

 

 

 

とのことで、入院1週間ちょっとしてから

リハビリステーションの使用が始まりました。

 

 

 

 

このリハビリには

本当に助けられました(´;д;`)!

 

 

 

 

担当してくださった理学療法士さんが

女性の方で、年齢も私と近くて。

 

 

 

「周りが結婚していくと焦る」とか

「昨日のドラマはどうだ」とか

「ジェネレーションギャップは何歳から生まれる」とか

 

 

 

話し相手の居ない入院生活の中で唯一

しょうもない話ができる場でした。(笑)

 

 

 

 

リハビリの内容としては、

 

・自転車(30分くらい 負荷を加えながら)

・ストレッチ

・筋トレ

・タイピング

 

でした。

 

 

初めてリハビリ室に行った時、

30分くらい自転車を漕いだのですが…

 

毎日駅まで自転車に乗っていたのですが、

1週間でこんなに筋力が落ちるか?!という

くらい落ちててびっくりしました(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

 

そして筋肉痛になりました(笑)

 

 

 

やはり人間動かないと筋力は落ちるんですね…

 

 

 

 

タイピングは退院の目途がたったことを

理学療法士さんに話をした時に

「復職するならいるよね?」と言ってくださって(`;ω;´)

 

 

 

リハビリ室のパソコン使わせて頂いて

事務の方を巻き込んでタイピングゲームしてました。

…事務さんには1度も勝てませんでした。(笑)

 

事務さんも年の近い方で( ´艸`)

お仕事終わりにタイピング付き合ってくださったり

教材になるようなものまで用意してくださったり

 

 

 

 

皆さんの優しさに毎日感謝しかなかったです(:_;)

 

 

 

 

病棟に同じ年代が居ないことを

担当医や薬剤師さん、看護師さんも気にかけて下さって

 

お勧めの漫画を教えてくれたり

 

わざわざ20代向けの漫画をアプリで探してくださったり(笑)

 

読みかけの漫画放置してたら話を振ってくれたり

 

私が何かやりかけのものを放置してると

「何作ってたんですか?」と聞いてくれたり

 

 

皆さんからしたら、患者さん全員にしている

会話なのでしょうが、全部特別に思えて(笑)

 

 

 

日々、人の優しさに感謝しておりました。(ノω・、)

 

 

 

担当医は愛想振りまくニコニコタイプじゃなかったので

不愛想なイケメンほどこの世で怖いものはないので、(笑)

最初の回診の時「この人話しづらい…」と思ったのですが

 

全然そんなこともなく、私の話にずっこけたりしてくれる

心優しいイケメンでした。(笑)

 

 

 

 

あとは友人たちに本当に感謝です。

 

自分から「病気になったの、お見舞いに来て」とは

言えなかったので、(笑)

 

 

その時に連絡をとっていた友人にだけ

伝えていたのですが

 

私が病院から出れないことを伝えると

遠くからでも時間を作って出てきてくれて(:_;)

 

 

差し入れで特に嬉しかったのは

ティーバックのお茶です。

病院の白湯とお茶は飽きるもので(笑)

 

食事制限があったので毎日美味しい

病院食でも飽き飽きしていたのですが、

 

 

フレーバーティーやほうじ茶など

おやつ代わりに飲んでました( ̄▽ ̄)

 

 

 

会社の同期もしょうっちゅう顔を出してくれて

会社の近況聞かせてくれたり

逆に会社と全然関係ない話してくれたり(笑)

 

 

 

病気になってよかった、とは絶対思わないけど

 

 

病気にならないと

こんなに人の優しさに感謝することはなかったのかな、

自分がどれほど恵まれているのか

気づけなかったこともあるのかな、

 

 

と思いました。

 

 

 

 

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2週間前から復職しております。

初日からフルタイムで普通に月~金出勤です。

 

 

 

思ったより疲れやすく、家に帰ると

家に帰るとギリギリ寝る体力がある感じです(笑)

そして毎週水曜日に1度どっと疲れがやってくる…

 

毎日夕方になると指が震えだし、

字が書けません(笑)

ステロイドのせいでしょうか…

 

あと頭痛が毎日。

この頭痛は疲れのせいなんでしょうか。

主治医に話して痛み止めで何とか紛らわしているのですが

集中力が途切れるので何とかなくなってほしい(笑)

 

 

 

先輩のおかげで毎日早く帰ってますが

あんまり力になれておらず。

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

そして昨日、失敗してしまって。

ありえない失敗です・・・

復職直後に失敗。もう本当に情けなくて。

 

 

 

ずるずる引きずっても仕方ないので

休みでどうにか気持ちを切り替えてきます。

 

 

復職までに結局 書きたい事

書ききれなかったなあ(笑)