中国の独身の日でアリババ取引額9.6兆円 | 東京・台北・上海でビジネスする若き華僑のブログ

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日本一の安定企業を飛び出し、中国でビジネスする華僑らしい生き方をする華僑の話。

日本のニュースで、中国の独身の日1日だけでアリババの取引金額が日本換算9.6兆円にのぼったというニュースがありました。

毎年恒例のニュースでいつも思うのですが、メディアは知っていてわざと大袈裟に伝えていると思います。

買手がアリババで注文して、注文金額の合計は確かに9.6兆円になるかもしれません。しかし翌日には大量の注文キャンセルが入るのも毎年のことです。

アリババは、買手保護として注文してから2週間以内はクーリングオフできます(私のクライアントが以前アリババのモールに出店していましたが、当時はそうでした)。

買手は欲しい気持ちがなくてもとりあえず注文して、やっぱりいらない、といって平気でキャンセルします。困るのは出店側で、関連費用の負担をしなくてなりません。

中国の友人に聞くと、注文の30%はキャンセルになっているのでは?と。