虎ノ門ニュース 1/13 ② 安倍政権の今後 | Rinkoの雑記帳

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【共同通信によりますと 今月20日召集の通常国会を前に 安倍総理大臣は12日放送のテレビ番組で 来年9月末までの自民党総裁としての任期の間に憲法改正を実現したいと改めて意欲を示しました。この中で安倍総理は「私自身の手で改憲を成し遂げたいという思いには 全く揺らぎがない」と強調しました。「憲法改正を争点とした衆議院解散は 現在は全く考えてない」とした一方「解散すべき時が来たと思えば 解散することにい躊躇はない」と述べました。また安倍総理は全世代型社会保障を進める考えを示し 働き方を中心に大きな改革をパッケージでまとめ実行していくと話しました。この他自民党総裁の連続4回の選出については「本当に考えていない。頭の片隅にもない」と述べて強く否定しました】

 

はい。そこまででいいんですが。この記事は やむを得ないのもあるけど あっち行ったりこっち行ったりしてるんで整理すると。要はこれから長い国会を前にした安倍さんは この3選の間に憲法改正を必ずやると言ったんだと。一方で衆議院解散を前みたいに「頭の片隅にもない」と否定しなくて 必要な時には躊躇なく解散すると言った。それから4選に出る出ないについては 今度は前 解散について言ってた言葉と同じで「頭の片隅にもない」って言って 全て否定した。要はこういうニュースです。

 

まず じゃあ3選の っていうか現在の3選目の残り任期 今年9月で残り1年になるんですよね。だから 今 1年プラスα位ですよね。で できるのか。できないですよ。これでまた苦情が来ると思うんですが。(笑)えっとですね さっき言いました通りね 実は一つ目のニュースと大きな関連があって この通常国会というのは 都知事選は一応置いといても オリンピックを考えるとズルズル延長できないんですよね。しかも超大型の補正予算と予算案を必ず通さないといけないんですよね。ということは 4月までは予算しかできないんですよ。そうすると4月から憲法改正の取り組んだとして 6月半ばまでの会期末まで 2ヵ月半ですよ。まず物理的にどうやるのか 全く目算が立たないですよね。

 

それで やるやると言ってやらない憲法改正という意味の非常に強い憤りの書き込みが 僕のブログにたくさん来て 当然だと思うんですが。同時に憲法無効論は 僕は違うと思っていますから。いや 無効論が間違ってるんじゃなくて 「実は無効でした」と急に憲法改正が出来るわけじゃないから。現実には今の憲法の憲法96条に則って改正するしかないんで。そうすると 総議員の3分の2の賛成をまず確保しなくてはいけなくて。しかも いろんな意見があるけども 恐らく国民投票で負けると憲法改正が遠のいちゃうから 国民の間にもそれこそ理解と信頼を作らないといけないですよね。勝てる状況にしとかないといけないですよね。

 

それが補正予算と本予算の審議が終わった4月から6月で出来るんですか?6月が終わったらオリパでしょ?オリンピックの間 国会閉じていて 憲法改正やるんですか?そうすると さっき言った通り 話は全部繋がっていて 9月の初めまで大事なパラリンピックがあるんですよね 画期的なパラリンピックが。その9月には安倍総理の任期切れまであと1年になるわけですよね。

 

それで 「任期中とはどういうことか」となるから皆4選に行くわけですよね。4選については「そうですね。いいかも?」って言ったら 絶対ダメじゃないですか。(笑)これは日本社会 日本文化のなせる業と言えなくもないけど 世界中どこでもそうですよね。ある意味 あのプーチンさんでも 一旦大統領を辞めて首相に行くという滅茶苦茶な禁じ手までやらざるを得ないくらい やっぱり一人の指導者がどれほど評価されてても長くやることについては 懸念が強いっていうのは世界の学んできた常識なんで。「そうですね。4選目は・・」とちょっとでも見えたら それでバーーンっと吹っ飛ぶから 絶対言えないんです。

 

で このニュースの結論 9月にオリパラが終わると 総理は重大決意します。すると思いますじゃない。 します。衆議院解散か ごにょごにょ(言葉にできない)か。

 

スタジオ 爆笑。  

 

一平:ただ今の註釈ですが 放送事故ではございませんのでね。

 

これ 視聴者と有権者 主権者を大事にしないといけないから 言いながら考えたんですが。まずオリパラが終わって解散はすぐある。その時は 当然争点は一つです。憲法改正だけ。ということは その場合は安倍総理の手で解散するんですよね。で 衆議院選挙 負けたら終わり。即辞職。勝ったらどうするんですか。勝って 辞めて 岸田さんに渡すんですか。んなわけないでしょ。

 

一平:うん。そうですね。ええ。そこから先は・・・。

 

9月に解散して 総選挙に勝ってですよ・・40日以内に総選挙なんで ひょっとしたら10月になるかもしれないですよね。9月中にできたとしても 総裁任期は1年切ってるわけですよね。勝って 3選残り任期しかやらないということをやると思います?それはないですよね?だから 4選というのは 僕はそもそも総裁任期 任期制を外したらどうですかという事を言ってます。党内でずっと言ってて 公言してますよ。自由民主党のルールって 伸びたり縮んだりするから それだったらもうこういうのは作らない方がいいと思いますけどね。

 

もう一個。解散か ごにょごにょというのは。・・・どうしようか。やっぱり言うべきですよね。休日に皆ご覧になってるんですから。辞職だと。ただし 週刊文春が書いたような「疲れたから辞職」 全然逆。逆。逆。逆で。レポートの会員には申し訳ないけど。レポートは随分前に出しましたから勘弁して頂いて。僕としては間違いない 今の時点ではですよ。政治は生き物なんで まだ1月なんで。総理自身の決意も変わり得ますから。弁解じゃなくて。実際そういう事はあるんですよ。でも 今の時点では 疲れて辞めるどころじゃないんです。あの第1次安倍政権であの惨めな辞職をした人が こんなに逞しくて凄味があるのかと。僕はびっくり 半ば呆れてますよ。

 

今日は成人式だから 余計にね・・。今朝 出かけにNHKのテレビがついてて 京都大学の山中先生がね「1回の成功の裏には 10倍100倍の失敗があるんです」とお話しをなさっててね。やっぱり謙虚な山中先生らしいんですが。同時に事実なんですよね。「毎日毎日 失敗ばかりです」と仰って。「また失敗かと思うんですよ」と。失敗が命で 第1次安倍政権の失敗を汲んで強くなられたことは間違いなくて。そうすると あの時は本当は自由民主党内の 今IR汚職で問題になってる親中派・親韓派・親北朝鮮派 これほとんど三位一体と僕は言ってて ほとんどそうなんですよ。一人で三つなんですよ。それから足を引っ張られて 脆くも負けた。それを体調のせいになさったわけです。だから 「疲れたから辞める」なんて事は絶対ないんです。

 

僕は 文春と選挙以来争ってますから言うんじゃなくて。客観的に言って 逆!勝ちに行くために辞めるんです。ということは プーチンさんもびっくり。分かりますよね?レポートにはその先も書いてるけど それはさすがにちょっとあれだけど。要するに 解散で勝ちに行くか 辞職で勝ちに行くか どっちかなんです。安倍政権 終わりじゃないんです。

 

だから 自分の政治生命がある限りは憲法改正をやる という意味であって。中継ぎの首相が出たりするんじゃないかなって。これで たいだいお分かりになったと思うんですが。はい。じゃあ次行きましょう。

 

 

【共同通信によりますと アメリカのクラフト国連大使は8日 国連の安全保障理事会に宛てて書簡を送り 「イラン革命防衛隊の司令官の殺害は 国連憲章51条で定められた自衛権に当たる」と主張しました。これはロイター通信が伝えたもので クラフト大使は「アメリカの人員や権益を守るために必要なら 更なる行動を取る用意がある」と強調しました】

 

はい。このニュースはですね どういうことかと言うと 国連は自衛権の発動は認めてるわけです。国連はっていうか 国連憲章は。もちろん集団的自衛権も含めて認めてるわけです。それえだから 憲法9条の改正について「自衛権の発動は妨げない」という案にしましょうと僕は提案して。今考えても奇跡的だと思いますけど 採用されたわけですよね。自由民主党の案として。石破さんが「あの案は認めない」と仰ってますが それは僕は手付きを踏んでいるんで違うと思います。石破さんも小池百合子さんと同じで長い議論相手で勝手に友達と思ってますけど。

 

話を元に戻すと 「従って自衛権の発動でした」と国連に必ず報告しないといけないんです。だから「書簡を送り」と 安保理に安全保障理事会に書簡を送りって そういう意味なんです。で 手続きは踏んでるわけです。でも問題はですね このイラン革命防衛隊のゴッツ部隊の司令官ソレマーニーさんを殺害したことについて自衛権の発動と言うならば 放っておいたらもっとやる・・テロ工作をやって来たのは イランがどう仰っても事実ですから。でも過去の事だけじゃなくて 「放っておいたらこれからもアメリカの市民や軍人を殺害する恐れがある」ということを具体的に示さないといけないんですよね。

 

で それが今 示せているとは 全部示せているとは僕は思わないです。ただし 日本のオールドメディアが言うように 「イランのヒーローを殺しちゃって トランプさんは馬鹿だ」というね 評論家も含めてわぁぁぁと大合唱してますが これ全然違うと思いますね。ずーっとテロの輸出をして来た事は事実なんですからね。それがイラクという違う国の主権を侵して いきなり殺害するというのは 当然国連の安保理で本来審議すべきことであって。そこにアメリカは具体的な今後の恐れについて出さないといけないですよね。これで終わりって 僕は行かないと思います。はい。次行きましょう。

 

 

【共同通信によりますと ウクライナ機の撃墜について ウクライナのゼレンスキー大統領は11日 この日電話会談したイランのロウハニ大統領が「事実を完全に認めて謝罪し 関与した軍人を全員処罰する」と約束したと明かしました。これは国民向けビデオ声明で述べたものでゼレンスキー大統領は 回収されたブラックボックスを合同で分析することや 犠牲者の賠償金について協議することでイラン側と一致したと述べました。またウクライナの最高検察庁は11日 撃墜を「意図的な殺人の疑い」で刑事捜査をすると決めました】となっております。

 

はい。短いんで全文読んで頂いたんですけど。まず 皆さん承知なさってると思いますけど もう一回事実関係をキチンと整理しておくと。まずアメリカが さっき解説したイラン革命防衛隊の・・本当は全体の司令官じゃないんです 後で議員stagramで説明します それも日本のメディアは間違ってますが・・革命防衛隊の一人の司令官を殺害した報復として イランは史上初めて国内のミサイル基地から つまり それこそ殺されたソレマーニー司令官がやっていた代理テロ・・代理戦争じゃなくて・・例えば ヒズボーラーとかフーシ派とか民兵組織に頼むんじゃなくて 国内の3ヵ所のミサイル基地から弾道ミサイルを撃ったんです。普通 正規戦争の始まりです。ですよね?

 

それで 凄いことやったという認識は・・僕はイランといろんな経緯がありましたけど 一応ルートがあるんで感じてるのは・・凄いことやったという意識は 凄いことというのは「やったぜ」もあるかもしれないけど さぁアメリカが・・。国のミサイル基地からイラクって他国だけど 撃ったのは米軍基地ですから。倉庫や格納庫を狙ってもですね アメリカが逆に撃ちこんでくるんじゃないかという事を 凄い警戒せざるを得なかった 警戒したという意味で凄いことでもある。

 

で イランがミサイルを撃った5時間後に ウクライナ国際航空機がテヘランの 僕も何度も使った空港を離陸して 旋回しようとした時に火の玉になって墜落したんですが。こういう緊張状態だから余計に米軍の偵察衛星は 最高感度でずっと見てたので 実は革命防衛隊の基地から地対空ミサイルが2発撃たれて それが・・踏み込んで申しますが・・ウクライナ国際航空機に着弾する バラバラになって吹っ飛ぶのも全部写ってる 克明に。

 

更にですね 次のニュースと関係あるんですけど イランは皆さんのイメージと違うと思うのは 実際に入るとですね 案外・・言葉を選んでもこう言います・・自由な雰囲気があるんですよ。西洋で言うとスカーフ アラブ社会では言い方が違いますけど 女性が顔を 特に髪を隠しますよね。イランもそうですけど これがカラフルなんですよ。すごく。黒一色だったりしない。宗派によっては目まですだれ状になったり 全身ですけど。イランはかなり自由な格好をなさってて スカーフもカラフルだったりね。

 

それから 街中で インタビューじゃなくて僕は行くとお店の人とかね お酒はないんですけども日本で言うと居酒屋に当たる所 要するにビールテイスト飲料みたいなのがあるんで アルコールはないですよ。ないけどそういう所で親父さんとか客とかね。客は英語通じないんで大変ですけど。でも ものすごく喜びますから 皆。日本と言っただけで 日本の大ファンですからね。わぁぁぁっとね 結構宗教指導者のね 批判とかするんですよ。平気でするんですよ。僕の方が顔が青くなる感じなんですけど。(笑)

 

だから そういう社会なんで 何を言ったかと言うと 墜落現場にいっぱい人が入っちゃった。そうすると飛行機の残骸やご遺体の無残な状況以外に ミサイルの破片もいっぱい散らばってて ネットの時代ですから 中国共産党よりはるかにネットが使えるから どんどん出てしまって。これは隠せませんってことになって。それまでは 呆れて僕はテレビ見てたんですけど。当初の段階からその証拠が入ってるから レポートで100%間違いないって ブログでは可能性と書きましたけど 公開情報なんで。オフ・ザ・レコードのレポートでは100%間違いないと書いたんですけど。中々イランは認めないだろうとレポートには正直書いたんです。それが一転認めたのは 証拠が多すぎる。それで テレビとかにイランの責任者が出て来て「絶対違う!撃墜なんて100%ない」とか言ってたでしょ。(笑) こういう否定の仕方すると こりゃエライことになるんじゃないかと思ったら その通りになったわけですね。

 

それで ウクライナのゼレンスキー大統領のところには 最初から全面的に置いてたわけじゃないだろうけども。しかし ある程度の情報が 今問題になってるけどもトランプ大統領と比較的関係が良いし 情報が入って自信を持ってたと思うんですよね。それがこういう謝罪になってるわけですけど。さあ それが次のニュースですね。

 

 

ここで一旦UPします。

 

前半のニュースは ③に続きます。