都会風を吹かすな! | 南房総市議会議員・林よしはるのブログ

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南房総市議会議員の林克治(よしはる)と申します。

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林でございます。


暖かい日曜日。

これぞ常春の町、南房総!

といった感じの過ごしやすい日和ですね。


ネット上で話題になっています、福井県池田町の「移住者は都会風を吹かすな」問題。

賛否両論ありますが、移住7ヶ条はやりすぎかと。

人権侵害ともとれるような、全く多様性を認めない取り決めのように感じます。


都会風を吹かすなという田舎風が強すぎやしませんか?


地域の行事に参加するのが義務みたいなものは、今、池田町に住んでらっしゃる方も窮屈に感じてらっしゃらないのですかね?


移住お断り!

って、施策も面白いですが。

池田町2300人の総意なのですかね?

と、お話をうかがってみたくなりました。


もしかしたら、知名度を上げるための炎上商法なのでは?とも一瞬考えましたが、ネガティブイメージつけてしまうと拭うのが大変ですから、その線はないかと。


今までの自分の価値観を押し付けないでください。

という文言もありました。


それも、そのままブーメランで、池田町の一部の住民の方の価値観をその他へ押し付けてませんかね?

言い回しの問題もあるかと思いましたが、非常にショッキングな内容でした。


では、南房総市ではどうか?

本市も言わないだけで、同じようなことを移住者に訴えかけているかもしれません。

そして、移住者の方々から価値観を押し付けられることもたまにございます。


でも、その事を文書化して発表というのはどうなんでしょうか?


本市が類似のものを広報誌に載せるといったら、そこは全力でストップしたいです。


個別に衝突が起きたりすることも多いとは思いますし、移住者に対する感情もそれぞれです。

元々の住民同士でもトラブルは起きます。

なので、根気強く話し合いをするしか道はありません。1番良くないのは、街を良くしたい!という同一方向の議論でなく、相手の意見をとにかく潰したい的な発想で、意見ではなく人を攻撃するような議論になってしまうこと。


私はなんとなく、後者の発想をお持ちの方の声が大きく聞こえてしまう現実が各地方自治体にはあるのでは?と考えます。


移住者はどうも理解ができない。

都会風を吹かされるのは許せない。

それは個人の主観なのでしょうがないかと。


でしたら、干渉しない。

余程の実害がない限りは干渉しない。というのが良いのではないでしょうか?

んで、干渉したい人はすれば良い。

気の合うもの同士でコミュニティを広げれば良いと思います。

これも地元住民同士もそうじゃないですか?

気の合う人としか関わり持たないですよね。


地元も移住も関係なく

同じ人間として、困っていたら助ける。

互助の精神さえあれば良いのではないでしょうか?

声掛けしても伝わらないのであれば、それ以降不要に関わらなけば良いと思ってしまうのは、ドライすぎますでしょうか?



私は、市民全員が安心して暮らせる南房総市にしたいと思っています。

それは大きな目標であり、達成したいと考えて日々行動しています。


しかしながら、現実問題、市民全員の要望を叶えることは難しいとも考えます。

その当人からしますと、重大な問題と理解できても客観的にみて、優先すべき問題があるのならば、解決順に前後ができてしまうのは避けられないとも思っています。


精神論になってしまいますが、失われつつある日本人が持っている世界に誇れる国民性。

お互い様の精神を取り戻すことができれば、もっと寛容な心が生まれ、問題だったことが問題でなくなる事案も増えてくるのではと考えます。


改めまして

私は移住者は大歓迎です。

色々な価値観を勉強したいのもありますし、南房総の良さを共有できる人が増えたらそんな素敵なことはないです!

私自身が人生の半分以上を都会で過ごしたので、移住者のお気持ちも地元民のお気持ちも両方理解できると思ってますし、したいです。


無理して都会で息苦しい思いをして生きる必要ってありますかね?

コロナ禍を経験し、価値観の変化のスピードが増した分、地方移住も増えてくるのも間違いないかと。


池田町のニュースを読んで

こんな気持ちになりました。


発汗を促す入浴剤を入れた湯船に浸かりながら記事を書いているので、今、前が見えないほど汗だくです。笑





今晩は、お通夜に参列します。

その後、焼き鳥で一杯やりたいなぁ。


ではまた!