お世話になります。
林でございます。
台風14号。
九州地方を中心に大きな被害が出ているようです。
自然の前で人間は無力。
災害と向き合って折り合って生きていくしかないのですが、備えに備えて最後は神頼み的なものに依存するしかないのではないでしょうか。
南房総は現在、強め風が吹き海上は大荒れ。
雨はそこまで強くありません。
このまま、大きな被害もなく台風が過ぎ去ってくれることを願うのみです。
さて、お隣館山市で週末に行われた八幡地区祭礼、通称やわたんまち。
かなりの人手もあり盛り上がっていたという情報を耳にしました。
私は用事が重なり、全く見に行けなかったのでふが、気になる出来事もあったようです。
マスクをつけながら祭礼に参加された地区の方が熱中症で病院に運ばれたとのこと。重症度はわかりませんが、コロナ禍での祭礼執行の判断でこのような事例があったということを実行委員会はどのように受け止めているのか?気になるところです。
少し後ろ向きな意見になってしまいますが。
そもそも「やわたんまち」を開催する意味とはなんなんでしょうか?
氏神様が祀ってある神社に感謝の意を込めて、神輿や山車を走らせて五穀豊穣、家内安全、商売繁盛などを祈る。
みたいなものがお祭りの基本かと思うのですが、地元の祭礼を見物にいった方のSNSを拝見すると、マスクを外した参加者が密状態になって声を発し、笛を鳴らし互いを鼓舞するような動画をいくつも目にしました。
これらを見ると、今年は見送って来年開催でも良かったのでは?と、思ってしまいます。
経済的な側面からも、テキ屋さんはおそらく地元にお金が落ちずらい業者さんがほとんどかと。テキ屋さんのそもそも論は申し上げませんが、祭礼が無かった時の経済的な損失というものは地元にとってそこまで深刻なものはないように感じます。
では文化継承的な側面で考えると
子ども達に「やわたんまち」の伝統を伝えたい。のであれば、例えば祭礼参加者完全ノンアルコールを義務化してシンプルに引き回しや神輿の担ぎ方を子ども達にレクチャーするやり方も考えられると思います。
どうしても、祭礼というと大人が集まってお酒をたしなみながら神輿を担ぎ、山車を引きその高揚感に浸り、時に熱くなりすぎ喧嘩が起こる。というイメージが拭えません。
熱中症になられた方の現在の状況が大変気にかかります。熱中症は本人の意識、周りの声掛けでかなり防ぐことができます。
マスクが祭礼執行の免罪符となってしまっては何も意味がないと思います。
新型コロナウィルスについては個々で様々な意見があるのも十分に理解してるつもりですが、日本政府が方針を変えない以上はそこに従うしかないというのも現実。
その状況下で祭礼執行に踏み切ったのは地元団体の判断であって、万が一にも重大な事故が起きてしまった場合は以降の祭礼存続にも関わる大きな問題と捉えるべきです。
今まで通りがすんなり今まで通りにならなくなった昨今。
慣例を踏まえ、より慎重な議論が必要と考えます。
私の何も根拠のない推測にすぎませんが、おそらく国葬が終わるまでに新型コロナウィルスを5類相当にするような政治判断はされないと思っています。
現行の日本の仕組みに於いて、政府が方針を示してくださらない以上は地方自治体は大きく動くことはできません。
これからどういう生活様式になっていくのかを今一度考え、いっそ今まで通りに戻ったら?!みたいな考え自体も捨て、新しい生活の在り方を考えるべき時に突入していることを受け入れなければならないのかもしれませんね。新しいお祭りの形も探っていくべき時がきたのかもしれません。
南房総地区において
台風も祭礼も大きな被害が出ないことを神に祈ります!
昨日の朝、私に送られてきたメールです。
災害に乗じてこういう
迷惑メールを送る戯け者もいます。
許せない迷惑行為です!
しかし、こういった類のメールに引っかかる方にも若干の責任はありますので、常にしっかりとした情報を持って疑いの目を光らせることが必要な世の中になってしまったということも受け入れなければいけませんね。
さあ!
今日も皆さんで頑張って参りましょう!
ではまた!
