もしあなたの好きな人

別の誰かのことを評価して褒めていたとき、

 

 

あなたには好きな人が褒めていたその要素がなかったとしても

 

もしくはその要素がないことをコンプレックスに感じていたとしても

 

 

 

 

 

あなたはそんな自分を否定せずにいられますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな自分も受け入れましょう♡」と言われると

 

「聞き飽きました、知ってます凝視ムカムカ

 

とわたしはうんざりしていたのですが笑

 

 

 

 

 

結局はやっぱりそれが大事だと思ったときに

 

会社でのこの出来事を思い出しました下差し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある会社で、憧れの上司(男性)がいました。

 

 

わたしはその上司に認めてもらえるように

仕事を頑張りました。

 

 

そのかいあってか、

その上司から評価されたり

飲みメンバーに誘ってもらえるくらい、仲良くもなりました。

 

 

 

仕事の話をするうちに

腹の立つポイントや仕事に対する思いなど

考え方が似ているとわかり、

 

また実際上司もそう言ってくれたので

 

わたしは何だか自分がこの上司の良き理解者で

特別な存在になれたような優越感が芽生えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしあるとき、

 

その上司がAさん(女性)を

ものすごく評価していることを知りました。

 

 

 

 

 

 

 

Aさんはキレイで男性社員へのお願い・おねだりが上手で、

 

悪い言い方をすると、

自己中心的でわがままで、「女を武器にしていかにラクをするか」に長けているタイプ。

 

 

男性社員からは人気がありましたが、

女性社員からあまり好かれていないようでした。

 

 

 

 

 

 

 

わたしはAさんと一緒に仕事をしたことはなかったのですが、

 

Aさんの行動は他の社員が言う通り

上司や特に男性社員には媚を売っているように見えるしボディタッチも多めだし、

 

確かに「気に入られるように振る舞っている」ように見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

Aさんがホントはどんな人かはわからないけど、

 

自分もAさんみたいな仕事のやり方をしようとは思いませんでした。

 

 

たとえやろうとしても

自分にはできない、向いていないと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし憧れていた上司はAさんの振る舞いを

「賢い」と評価したのです。

 

 

媚を売ったり気に入られるように振る舞うのは

会社での戦略だから、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

憧れていた上司が褒めたことで

 

Aさんに対して劣等感のような気持ちが出てきてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上司がAさんを褒めていた。

 

事実はただそれだけだったはずなのに、

当時のわたしは

 

 

 

 

 

 

媚を売れない人はダメ

 

 

「好きじゃない相手にも気に入られるよう戦略的な振る舞いができない人は感情的で子供っぽい

 

 

「会社では割り切ってAさんみたいに賢く立ち振る舞うのが正解

 

 

Aさんみたいなコミュニケーション能力がないとダメ

 

 

 

 

 

 

 

そう言われた気がして

コンプレックスをグリグリにえぐられ、

 

とてもとてもとても、凹んだのを覚えています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分はこの上司の良き理解者であり、

上司も自分のことはかなり評価してくれていると思っていたのに、

 

実は自分よりもAさんのことを高く評価していたなんて…とショックでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしはAさんみたいにならない限り、上司に認められないんだ…

 

 

 

 

 

 

…ここまではっきり言語化すれば、

「いやいや、そんなことないでしょw」

と思えるのですが、

 

 

当時は冷静さを欠いていることが多かったので笑

Aさんみたいになれない自分はダメ

ということだけがしばらく頭の中でぐるぐるしていましたチーン

 

 

 

 

 

 

 

そして実は

 

こんなにショックを受けたのは、

自分がAさんみたいに要領よく振る舞えないから、ではなくて、

 

 

自分の美学に反すること(好きではない人にも愛想よく接する=Aさんみたいな振る舞い)をしている人のことを

憧れの上司が評価していたから

 

 

 

 

 

それをやらない限りは認めてもらえない。

 

 

 

そう思って絶望してショックを受けたのでした。

 

 

 

 







 

 

当時のわたしに伝えたい。

 

 

○○ができないからと言って

自分の全てを否定しないで欲しい泣くうさぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

会社ではあの上司に認めてもらうことがあなたの全てだったかもしれないけど

 

世界は会社の中だけじゃない。

 

会社は世界のほんの一部だってことを

思い出してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分も媚を売れたらいいのに、

と思っていたわけではなくて


何が葛藤になっていてツラかったのかというと

 

 

 




 

自分もそう生きれたら(=そんなに構えず気楽にコミュニケーションとれたら)ラクってことは薄々わかっているのに

 

 

なぜか自分にはムリだと決めつけて拗ねて

 

 




できないことを正当化しながら生きるのがツラかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今は思い出しても「そんなこともあったなねー」くらいですが、

 

リワークに通所していた頃は思い出すたびに

 

「うっ…!」

 

となっていましたゲロー

 

 

 

毎日毎日、

「自分はダメだ」と自己暗示かけに会社に行っているようなもの。

そりゃストレスで体おかしくなるのは当たり前。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の好きな人

別の誰かのことを評価して褒めていたとき、

 

 

自分には好きな人が褒めていたその要素がなく、

ないことがコンプレックスだったら

 

 




最初はショックかもしれないけど

 
 
 

 

 

「えーそうなんだ、残念だなぁねー

と言ってみることから始める。

 

 

あったらよかったけど

自分にはないなぁ昇天

と思う。それ以上は思わないこと。





もしくは、

あるかもしれないけど、なぜ自分にはムリだと決めつけているのだろう?

深掘りしてみる。











 

 

できることもできないこともある自分を受け入れる、

 

自己受容するってやっぱ大事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

媚を売ることは悪いことではない。

媚を売る売らない問題笑↓