みひろさんのX（Twitter）で響いた投稿がありました
これ
痩せないのを遺伝子のせいにしてもいいと思うし、
人付き合いが苦手なのを生育環境のせいにしてもいいと思うし、
仕事を辞めるのを会社のせいにしてもいいと思う。
でも、文句を言って終わりじゃなくて
『このクソみたいな手札で、私は人生をどう楽しむ？』
って考えられたらそれでいいんじゃないかな。
このアンダーラインの部分
自己受容が進んだ要因がまさにコレ
わたしが自分の能力や実力と
こうありたい理想の自分との差を
事実として認められたのは、
理想の自分になっていない「この自分」で、
（＝クソみたいな手札しか持っていない自分で）
可能な限り人生楽しむならどうしたらいいか？
を考えられるようになってきたからだと思っています
わたしのクソ手札
わたしのクソみたいな手札の中でも最強なのが笑
「クソ価値観で生きてきたこと」
プラス、
「社交的じゃない性格」。
人との関わりを避けてきたので
学生時代や２０代の若い頃を謳歌できず損してきたと思っているし、
人間関係の経験値も低い
以前は、自分が短所と思うところをひとつずつ挙げて
それをどう改善していくべきか、
真剣に考えていたこともあります。
（どうしたらもっと明るい性格になるかな？とか笑）
理想の自分になる努力、と言うとキレイに聞こえるけど、それって
今の自分を否定し続けている状態なので
努力をしている割には自信がつかないんですよねぇ。
それに、
ゴール（理想）が具体的じゃなくて曖昧だから、
頑張って努力しても
いつまで経っても近づいている気がしなかった
やっぱ自分てダメだな、って感覚だけが
どんどん濃くなっていきました。
「そのままのあなたでいいんだよ」
なんて言われても慰めにしか聞こえない
そんなわけないじゃん。
社交的の方がいいに決まってんじゃん！
性格は明るい方がいいに決まってるじゃん！
…そんなことを何十年もやっていたから
心はボロボロ。
心療内科に通院することになったのは
今考えれば自然なことだったな
嘆いても何も変わらないと気づくまで嘆いてた笑
上には上がいる。
自分に与えられた手札（スペックや環境）はなんてクソなんだ、、
と嘆いても
それらが変わるわけではない。
わたしもずいぶん嘆いてきました。
全て母親のせいだ！
と
理想と違う自分になってしまった原因を探して
仮に原因を断定できても
で？
って感じで終わり
そうなんだ、それは大変だったね
で？？
現実を受け入れるために大切なこと
文句を言って終わりじゃなくて
『このクソみたいな手札で、私は人生をどう楽しむ？』
って考えられたらそれでいいんじゃないかな。
白黒思考ですぐ極端に考えていたわたしが（今矯正中）
いつも難しいと感じていたのは
バランス。
曖昧さ（グレー）を許すということ。
「どうせクソみたいな手札しかわたしは持ってないし」
と拗ねたり諦めたりして卑屈になるのではない。
かと言って
「この手札最高じゃん！」
と思いこもうとするわけでももちろんない
事実はただの事実であって
凹むことではない
ということ。
これは「できごとは無色透明」と同義語だと思ってる
「わたしは社交的ではない」
「わたしは明るくはない」
とただただ事実を把握する。
で、
そんなわたしはどう人生楽しもうかな？
と考える
社交的じゃないと人生楽しめないわけではないし
性格が明るくないと人生楽しめないわけではない。
別に短所じゃないかも？
と思えるようになったコレ↓とも共通してる。
『このクソみたいな手札で、私は人生をどう楽しむ？』
みひろさんらしいユーモアのある表現の中に
大切なことがぎゅっと凝縮されているこの言葉。
誰かと比べて落ち込みそうになったら思い出して
事実はただの事実で凹むことではなかったな〜
と口笛でも吹こうと思います
