【結果】スタンリーT12・31新木場 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】スタンリーT12・31新木場

『スタンリーT』
◆12月31日(土)東京・新木場1st RING(23:00)
観衆未発表


▽佐野直の部屋


 第1試合開始前、試合の準備に追われていた上林をリングに呼び込んだ佐野は無理やりトークに付き合わせると、早く帰りたがる上林をリングに置き去りにしてあいさつを任せてしまう。また、休憩明けには松本浩代がゲストに招かれるが、松本が何を言っても佐野に茶化されてしまい会場は笑いの渦に。試合前にかなりの戦意を削がれた松本は佐野とのタッグワークに不安をのぞかせた。


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▼30分1本勝負
 ZIPANGU(7分2秒/横回転エビ固め)グレイト


▼年末恒例時間差バトルロイヤル“スタンリースクランブル”
 タイガー木原(38分35秒/シャイニング・ウィザード→体固め)ピンクタイガー
 退場順…園山檸檬、ストロング中見、有山いいとも!、ダークレンジャー、たけむらこういち、上林愛貴、HIROKI、空手マミー、小仲=ペールワン、キラ☆アン、326、桂ヤスヒロJr.、ピンクタイガー


 ロイヤルランブル形式で1人ずつの登場だったがなかなか失格者が出ず、ついには14選手がリングに勢ぞろい。試合中、唐突に5秒前からのカウントダウンで新年を迎えるがお構いなしに試合は続行される。往年の名選手のモノマネレパートリーを次々と披露したタイガー木原が優勝すると、賞品のビールケースを開けて各選手に1缶ずつ振る舞う。その場で選手たちが缶を開けてビールをぶち撒け、早くもリングが水びたしになった。


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★2012年の抱負


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  キラ☆アン「2012年も楽しい年にしたいです。去年もいろんなことに挑戦したんですけども、また新たにいろんなものに挑戦していきたいと思います」


 上林「個人的にいろいろ出ていきたいなと思います。よその団体に出たり外国行ったり、ちょっと行動範囲を広げていきたいと思ってます」


▼ストリートファイトタッグマッチ時間無制限1本勝負
 ○大仁田厚&怨霊(15分13秒/サンダーファイヤー・パワーボム→体固め)矢口壹琅&●山田太郎


▼30分1本勝負
 吉田充宏(9分53秒/シットダウンひまわりボム→エビ固め)アグー松永


▼45分1本勝負
 ○佐野直&松本浩代(18分20秒/垂直落下風ブレーンバスター→片エビ固め)矢野啓太&●ミクロ


 パートナーの佐野にからかわれ続ける松本は、コーナーに控えていても矢野のビッグブーツを受けて何度も場外に落とされるなどまったくペースがつかめない。ようやくショルダータックルで矢野とミクロを何度も吹っ飛ばし反撃の糸口をつかむが、2人が何度も何度も突っ込んでくるためタックルの連打で攻め疲れてしまう。それでも佐野に続いてトペ・レベルサに挑戦して成功させてみせた。ミクロはミサイルキックやウラカンラナの体勢からのフェースクラッシャーで松本を攻め込むと、佐野にはローブローやアックスボンバーを放っていく。しかし佐野がカウンターのアックスボンバーから高角度のブレーンバスターに勝利。試合後は松本にマイクを預けてほかの3人がそそくさと退場。リングに1人残された松本は、「私、負けなーい!!」と絶叫した。


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★2012年の抱負


 松本「初めての年越しプロレス…後悔だらけです(苦笑)。今日から1年が始まるのでこれを機にステップアップしていって、今年はシングルのベルトを狙っていきます。去年、高橋奈苗とシングルって言っててできずにいて、OZでもかなりシングルのベルトに近いとこにきてるので王手だと思ってます。(シングルのベルトはジュニア2冠以来)何年も離れているので、このチャンスに乗っかって、いい波の頂点に上りたいなと思います」


 ミクロ「ラビット美兎のメアドGET! まだGETしてないです」


▼30分1本勝負
 Gamma(10分34秒/Gammaスペシャル→体固め)翔太


▼ダークマッチ10分1本勝負
 ZIPANGU&グレイト(時間切れ引き分け)マグナム大江戸&空手マミー


▼30分1本勝負
 ミラクルマン(11分48秒/ミラクル・ツイスター→体固め)先輩


▼60分1本勝負
 ○華名&広田さくら(14分55秒/バックスピンキック→体固め)山縣優&●アップルみゆき


 深夜3時を過ぎて行われたセミファイナル。広田は寝ている観客を強引に起こしてから試合をスタートさせる。広田とアップルが先発となるが、アップルが広田に「酒くさい!」と指摘。年末なので飲んでしまったと白状した広田は、リングを下りてビールの缶を手にする。山縣も華名を強引に飲ませにかかると、上林が仲裁に入りリング内で乾杯することに。その後試合が再開されるが、広田のときめきメモリアルを受けた山縣が険しい顔でリングに座り込んでしまう。予想以上に嫌がられた広田は心が折れかけるが、アップルがデューク佐渡レフェリーを羽交い絞めにすると広田がクチビルを突き出してキスを迫る。しかしデュークがかわしたためアップルに炸裂。スキを見せたアップルに華名がバックスピンキックを叩き込んであっさり3カウントを奪った。


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★2012年の抱負


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  広田「写真集が発売になるんですけど、誰からもニーズのない写真集を密かに発売するんですね。私はそのままのすき間産業でやっていきますので…(笑)。このままな感じでいきたいと思います。(写真集について)フランスに撮りに行ったんですよ。みんなうすうす気づいてると思うんですけど、私そんなに悪い女じゃないんですよね、容姿が。それで“さくらさん、こんなところもあるのかしら”っていうね、みんなが私のいろんな一面に気づく年になるんじゃないかな? って思っております」


 華名「私もセミヌードを出したんですけど、ニーズがあればさらに…出していくかもしれないってことで(笑)」


 アップル「(1月4日で)デビューして丸10周年なので、いい年にできるように、ケガをしないように頑張ります!」


 山縣「2011年の後半、車で例えるなら徐行したので、2012年アクセルを徐々に踏んで全開まで踏み続けたいと思います。それだけです、いま言えるのは(笑)」


▼1vs3ハンディキャップマッチ時間無制限1本勝負
 ○よしえつねお&見た目が邦彦&ばってん多摩川(23分18秒/フライング・ボディープレス→体固め)佐野直