カシワバアジサイの紅葉 、秋の読書で良かった本

カシワバアジサイが紅葉してなんか
いい雰囲気。

カシワバアジサイの右のアカンサスモリスも

大きい葉っぱが存在感あって好きです！

娘の学校の授業参観に行ったところ、

小学校高学年の娘が図工の時間に描いた

読書感想画が廊下に貼られてました。

なんかすごくアメリカンでびっくり！！

シチメンチョウが生き返って泣いて

喜んだシーンらしい。

鳥さんも人も丁寧に描いてました。

独特な雰囲気がいいわー。

欲を言えば、おばさんの視線が

シチメンチョウか、斜め右前を向いていると

その場面の感情が伝わるかもですね。

読書感想画ではないけど、

読書の秋に読んで良かった本。

3位  マチネの終わりに  平野啓一郎

1位同率首位  私の消滅  中村文則

1位同率首位  コンビニ人間  村田沙耶香

マチネの終わりには、おしゃれな雰囲気漂う

恋愛小説でした。

人の過去は変えれる、という驚きの自論に

なるほど！と思いました。

未来の自分がどう過去を捉えるか。

中村文則の私の消滅は、すごい！

導入から心を持ってかれて、あっという間に読んだ。

深いし、サスペンス風な展開に引き込まれる。

この本は、過去が今の自分を形成する、と。

自分が自分でない、社会や人の思惑で動かされて

自分というレッテルを貼られる

さまを描いてました。

コンビニ人間は、現代人なら、みんな

感じる、普遍性が、心を捉える！

すごく自分にも起こりそうで、妙に親近感を

覚えながら読みました。

人物描写、うまいなー。

社会が求める人のあり方とずれた生き方をする、

30代後半、独身、彼氏いたことない、

コンビニ店員の主人公。

別に恋愛や結婚に興味ないし、

コンビニの仕事も、好きで18年もやり続けてるのに、

周りは、かわいそうに、とか、

結婚しなよ、正社員としてどこかで働きなよと

求めてくる。それとズレた自分に対して

変な人、とレッテルをはってくる。

でも、あまりにズレた人は、 

その集団から抹消される。

バイトを解雇になったり、

友達の輪に入れてもらえなかったり。

社会通念って何だろう、多様でいいよね、と

思わざるをえなくなる本でした。

この本、図書館で借りるのに、2カ月待ったわ。

すごい人気！

数時間で読みきれました！