新日本フィルハーモニー交響楽団 7月演奏会
商品名は、クラックス トレペタ フレークシールのことり柄。
トパーズ〈トリフォニー・シリーズ〉
日時: 2017.7.15(土) 14:00 開演
場所: すみだトリフォニーホール
指揮: 秋山和慶
ピアノ: パスカル・ロジェ
プログラム:
イベール / 寄港地
サン=サーンス/ ピアノ協奏曲第5番 へ長調 op.103『エジプト風』
ショーソン / 交響曲 変ロ長調 op.20
半蔵門線の錦糸町駅 3番出口を出て、すみだトリフォニーホールを目指す途中、右手に東京スカイツリーが。こんなに近くに見えました!
東京スカイツリータウンにあるすみだ水族館では、お江戸の金魚夏祭り『東京金魚ワンダーランド』が8/31まで開催中です。
柳井の金魚ちょうちん150個の灯りが見てみたい・・。
すみだ水族館は、東京で一番イケてる水族館なのだそうですね。
靖国神社で開催中のみたままつりにも行きたかったのですが、暑すぎて夏バテ気味なので断念。
水族館は、後日あらためて出直すことにして、この日はすみトリに集中することにしました。
すみだトリフォニーに到着。
壁のピアノの鍵盤のオブジェが素敵。
ここで、来年の3月に広響の東京公演があります。
広島のみなさま、ぜひ、東京に遠征しましょう!
すみトリは、ホールの壁面が、まるで不整合の地層のように、断層が複雑に組み合わさったように木材が貼られています。(ホール内の写真がないのですが)
舞台に立つと、不思議な感覚になると以前秋山先生がおっしゃっていたことを思い出しました。
客席と舞台では、受ける感覚が全然違うのでしょうね。
プログラムは、オール・フランスもの。
さらに、暑気払いといいますか、まるで大海原に航海に出るようなイメージの曲が並びました。
「きっと音楽で涼を感じることができるね」と会場に向かう車中で、娘と話し合っていました。
1曲目のイベール「寄港地」が素晴らしかったです。
第1曲は、ローマ-パレルモ、
第2曲は、チュニス-ネフタ、
第3曲は、バレンシア、
と、南国の風土とオリエンタルでエキゾチックな雰囲気が満載の、異国情緒あふれる曲。
弦楽トゥッティがまるで海の波のうねりのような表情で船に乗っているような心地よさ!
本当に気持ちよく聴かせていただきました。
秋山先生の門下の指揮者の先生に師事して指揮の勉強をしている娘は、この日は指揮のレッスンの日だったのですが、事情を話し、レッスン日の変更していただきました。
最前列で秋山先生の指揮を拝見して、娘は大感激!
親子共々、非常に勉強になりました。これ以上のレッスンはないですね♪
2曲目は、パスカル・ロジェさんのソロによるサン=サーンスのピアノ協奏曲5番「エジプト風」。
ロジェさんのピアノは、サン=サーンスの良さといえるピアニスティックな響きが美しい演奏でした。
横山幸雄さんの弾くサン=サーンス5番(2008年11月 パスカル・ヴェロ指揮 仙台フィル)NHK『オーケストラの森』で放送された時のものを録画しているのですが、横山幸雄さんの弾かれたエジプト風と、今回のロジェさんの演奏、似ています。
(同じパリ国立音楽院出身ということもあるでしょうが)
娘も同じことを感じたと言いましたので、私だけの感想ではないようです。
ロジェさんの演奏を聴いて感じたことは、
サン=サーンスは、演奏頻度が少ないので、おそらく、ピアニストの方々は常日頃弾きまくっている曲ではないはずで、普段のレパートリーでない曲をいかに本番までに効率よく仕上げることができるかを問われる曲のような気がしました。
フランス人ピアニストだからと言って上手い人ばかりではありません。
リーズ・ドゥ・ラサールさんの弾くサン=サーンスは、指はもたつき、3楽章は止まりそうなほど遅くてがっかりしました。ラフマニノフ3番をバリバリ弾くピアニストでさえ、日頃弾かない曲はすぐには弾けないのね、と感じたことを思い出します。
(しかし、この時の聴衆の満足度は大きかったようです。リーズ・ドゥ・ラサールさんが美しい上、サン=サーンスの曲を知らない人がほとんどで、何がどう弾けてないのかわからないのだと思います)
ロジェさんは、やはり、さすがですね。
横山幸雄さんも凄い! あらためて認識しました。
そういえば、今日19日は、11/23の関西フィル定期演奏会のチケットの一般発売日です。
デュメイさん&横山さんで、フランクのヴァイオリン・ソナタと、サン=サーンスのピアノ協奏曲2番!
朝一番にチケットを購入しました。
ここでもサン=サーンスを聴けます。しかもデュメイさん指揮のオール・フランスもの。フランクのヴァイオリンソナタって、その間、オーケストラは何をしているんでしょうかね。。。
ロジェさんのソリスト・アンコールは、サティのグノシエンヌ3番。
素敵でした。
休憩後は、ショーソンの交響曲です。
こちらも、大らかで本当に素晴らしかったです。
指揮者にもよると思いますが、新日本フィルの弦楽器は非常に上手いですね。
しかし、ショーソン、どう聴いても「象さん」に聴こえてしまい、困りました。
「象」は「ショウ」と音読みしますし、
ショーソン、ゾーサン、名前も似ているし、
なにか関連があるような気がするのだけど、どうなのでしょう。。。
終演後、そんなことをうっかり口に出すと、
「はあ?」という冷たい反応にあいまして、
とても恥ずかしい思いをしました。
秋山先生の指揮、そして新日本フィルの演奏を聴けてよかったです。
とても可愛らしい白フクロウのシール、
秋山先生にそっくりの美形です。
白い羽毛に覆われた気高い姿といい、
穏やかな中にも眼光の鋭さ、
キュッと結ばれた口もと。
見れば見る程、そっくりです。
商品名は、クラックス トレペタ フレークシールのことり柄。
セキセイインコ、オカメインコ、文鳥柄のシールに惹かれて、以前に購入したのですが、この中に入っていたのが白フクロウのシールです。
欲しい方は、ネットで検索すると、まだ売っているかもです。