売り切れ続出の月刊ショパン10月号が届きました。
クラシック専門誌で売り切れ続出っていう響きが、いいですね。
フィギュアスケートを彩るクラシック特集、面白かったです。
クラシックとフィギュアとのコラボの舞台裏や、
フィギュアの選手達が、使用する曲を深く解釈した上で演技しているのだということがよくわかりました。
日頃クラシックに興味ない人々でも、フィギュア使用曲については、どんな曲なんだろうと知りたくなることでしょう。
真央ちゃんのフリー使用曲のラフマニノフ2番、羽生選手の使用曲のバラード1番、誰でも知っていますよね。
1シーズンに一度くらい、フィギュア使用曲特集があれば、クラシックに興味を持ってくださる人が増えるかも!
期待しています。
今回は、パリ国立音楽院でのレッスンの様子が詳しく書いてありました。
同じ曲は一度しかレッスンしていただかない、
一度のレッスンで深く曲について必要なことを伝授していただくそうです。
務川さん、文章がとてもお上手で頭のよい方だということがわかります。
ピアノは、ただ感性で弾けばいいってものじゃなく、頭を使った賢い演奏は聴いていてとても楽しいです。
これからも、務川さんに期待しています。
ピアノの本9月号は、全国のヤマハのお店で入手できます。
クレオパトラとエジプトの王妃展に行ってきました。
展示物が多くて見ごたえがありました。
古代エジプトは金の産出が豊富だったので、
黄金のアクセサリーが目を引きました。
金の指輪、
蛇が腕に絡まったような腕輪。
ラピスラズリ、石榴石などで作られたビーズのブレスレット。
アクセサリーの展示のところには
たくさんの人だかりができていました。
彫像もたくさんあり、エジプト王妃達の美しい姿を堪能しました。
どの彫像の顔も、くちびるの形がぷっくりと均整がとれていて見惚れてしまいました。
壁画やレリーフの彫刻の人物は、
顔は横向き、上半身は前向き、足は横向き
というおなじみのスタイルですが、
彫像は全方向から鑑賞できるので、当時の美意識をぐるっと360度鑑賞できました。
素晴らしい意匠。
壁画やレリーフの統一されたデザインの文字や絵。
それが、びっしりと壁一面に施されていることを想像しました。
極彩色に彩られていた痕跡も残っていました。
当時は見るものを圧倒させ、権力の大きさを誇示したことでしょう。
Happy First Day of Fall !
秋分は、秋の始まり
そのほか、オススメや気になる展覧会情報です。
ツィッターで、リツィートしていますが、
一部、ピックアップします。
銀杏注意報発令中!
東京都美術館・モネ展(9/19~12/13)
※モネ展、行ってきました❗️
《印象、日の出》を観てきました‼️
モネ展についてのブログは、後日アップします。
10/5の休館日限定!大学生の入場が無料に。
Bunkamura 『ウィーン美術史美術館・風景画の誕生展』
https://twitter.com/treehall1/status/646922761311420416Bunkamura 10/5 大学生入場無料
ほかには、
山種美術館で開催中の、琳派と秋の彩り展。
根津美術館で開催中の、根津青山の至宝展。
損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の、最後の印象派展。
三菱一号館美術館の、プラド美術館展。
※追記!
サントリー美術館の、国宝曜変天目茶碗と日本の美(藤田美術館の至宝)。
明日 9/27までなので行けないのが残念です。
この星空の小宇宙のような曜変天目のお茶碗を見たときの体の中に走る電撃のような感動がすごいらしい・・(娘談)
などの展覧会に興味があります。
よい香りが漂う季節となりました。
秋をお楽しみください。