私は関西出身です。


そして、「あの事故」のあった

沿線に故郷があります。




2005年 4月25日


JR宝塚線の

宝塚発 同志社前行き快速電車が

尼崎駅に停車する手前の急カーブに

猛スピードで進入して脱線、

運転士と106名の乗客の方が亡くなりました。


負傷者の方も多く出て、鉄道史上稀に見る

大惨事となってしまいました。




あれから8年が経過しました。



ひとくちに「8年」と言ってしまうと

過ぎ行く時の流れの早さを

しみじみ感じるのでしょうけど、被害に遭った方や

ご遺族の方にとってみれば1年1年

悲しみを新たに節目を迎える繰り返しなのです。



少し経過してから、同じ路線に乗って

現場に差し掛かるところで黙祷を捧げてきました。



全く見知らぬ場所で起きたことなら

縁遠い出来事なのでしょうけど、この事故は

私にとって「故郷に通じる途中で起きた事故」として

ずっと忘れずに心の中に残るのでしょうね。。。




8回目の節目となる今日、改めて

ご遺族の方の無念を感じながら

今年の4月25日も、遠い空の下から黙祷しました。