2010 FIFA ワールドカップ
南アフリカ大会
決勝トーナメント1回戦
日本(グループE2位) 0-0 パラグアイ(グループF1位)
(PK 3-5 )
あーっ、負けてしまいました!!!
失敗した駒野も最後は泣いていました。。。
でも、PKの勝敗は誰も責められません。
PKで勝敗が分かれるのは運によるものが
大きいですから、実力の差で負けたのではないのです。
前半からパラグアイにボールをコントロールされて
守勢に回っていましたが、予選リーグから定評のある
堅守でことごとく跳ね返しました。
いくつかパラグアイに決定機を作られる場面もありましたが
GK川島もがっちり守り抜きました。
防戦一方ではなく、日本もいくつかチャンスが巡りました。
前半に松井が右サイドを駆け抜けて真ん中の本田に送ると
ダイレクトのシュートがゴールを襲いますがわずかに左でした。
後半には岡崎・玉田・中村憲剛を投入して
攻撃に厚みを加えていきましたが、パラグアイも
さすがに守備が堅くゴールを割ることができませんでした。
結局、延長30分を費やしてスコアレスのまま
PKに持ち込まれてしまったという感覚でしたね。
でも、よく考えてみたら
日本ここまで来ると予想していた方は
どのくらいいましたか?
正直、私も予選リーグを勝ち抜けるとは思っていませんでした。
「3敗して帰ってくる」と思っていました。
……すみませんでした(/ω\)
ですから、ここまで来たこと自体が
とても素晴らしいと思っています!
予選ではカメルーンを破り、オランダと互角に渡り合い、
デンマークにはほぼ圧勝ともいえる勝利で
何とランキングでは上位だったチームと戦って
勝ち得た予選通過だったのです。
そして、PKの末に敗れてしまいましたが
パラグアイとの試合も、実力の面では
全く遜色のない戦いを見せてくれました。
これは必ず自信につながるものです。
「ベスト4は決して夢ではない」と!
PK戦を制したら、スペインかポルトガルが
待っていたかと思うと夢は膨らみますね☆
今はとかく夢を見ることすら許されないほど
日本という国は疲弊しきっている国です。
政治には不信感、景気も良くなっていません。
大企業ばかりが焼け太るという理不尽な世の中で
何に対しても不信感ばかりみなぎっています。
そんな中、23人の青きサムライたちと
彼らを支えたスタッフの方たちは
素晴らしい戦いを見せてくれました!
そして、現地まで行ったサポーターや
日本でTV観戦していた人たちもみんな
勝つことを信じて応援し続けていました。
結果は決勝T1回戦敗退ですけど
選手のみなさんには胸を張って帰ってきて欲しいです。
誰も「ベスト4じゃないじゃん」なんて
思っていませんから。