- 極上掌篇小説/いしい しんじ
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ページを繰れば、まだ見ぬ出会い―――。
原稿用紙わずか10枚に凝縮されたにおい、
手触り、味わいの記憶。
こまやかな物語のひだを情感ゆたかに謳いあげる、
所要時間各数分、珠玉の現代文学・各駅停車の旅。
現代の名手30人が両手でそっとすくい上げた
宇宙を横切る物語のきらめき―――。
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★★☆
3つ寄りの4つ。
ちょっと不思議、な話が多かったって印象。
「ピンと来ない」ものから「わりと面白い」ものまで。
「大当たり!」には残念ながら出会えなかった。
掌編だから仕方ないのかもしれないけど、
なんだか物足りないというか、拍子抜けというか
「うーん…」なんて思ってしまったり。
歌野さんのは前にどこかで読んだ気がする。
『ハッピーエンドにさよならを』だろうか。